東急不動産株式会社は、全国で展開する物流施設シリーズ『LOGI’Q(ロジック)』の新たなプロジェクトとして、埼玉県白岡市に「LOGI’Q 白岡Ⅲ」、千葉県市原市に「LOGI’Q 市原」、兵庫県神戸市に「LOGI’Q 神戸新長田」の3施設の建設に着手しました。これにより、LOGI’Qシリーズの着工済物件は合計20件となります。
→東急不動産株式会社 ~東急不動産の物流施設「LOGI’Q」シリーズ~LOGI’Q 白岡Ⅲ・LOGI’Q市原・LOGI’Q神戸新長田を着工
計画の概要
- LOGI’Q 白岡Ⅲ
関東一円をカバーする立地で、最大6テナント入居可能な物流施設。
冷凍冷蔵対応区画を設置し、環境認証(CASBEE S・ZEB)を取得予定。 - LOGI’Q 市原
首都圏・関東の物流拠点として適し、最大4テナントが入居可能。
全フロア耐荷重2t/㎡に対応し、効率的な荷物保管と運用が可能。 - LOGI’Q 神戸新長田
関西・東海・中部の広域物流を支援し、最大4テナントが入居可能。
危険物倉庫を併設し、第4類危険物(引火性液体)の保管が可能。 - 環境配慮型施設
3施設すべての屋上に太陽光パネルを設置し、電力を自家消費。
環境負荷の低減を目指し、持続可能な物流施設を実現。 - 立地の優位性
白岡Ⅲは東北道・圏央道、市原は京葉道路・館山道に近接。
神戸新長田は阪神高速・JR貨物ターミナルに隣接し利便性が高い。 - 多様なニーズ対応
冷凍冷蔵、耐荷重強化、危険物保管など施設ごとに特性を最適化。
テナントの運用効率向上をサポートし、幅広い業種に対応。 - 東急不動産の取り組み
LOGI’Qシリーズとして全国展開し、着工済物件は20件に到達。
再生可能エネルギー事業「ReENE」を通じ、環境経営を支援。
LOGI’Q 白岡Ⅲ

LOGI’Q 白岡Ⅲは、東北自動車道「久喜IC」および圏央道「白岡菖蒲IC」に近接し、首都圏をはじめ関東一円の広域配送に適した立地に位置しています。2024年12月23日に着工し、2026年7月中旬の竣工を予定しています。
最大6テナントが入居可能な延床面積約2.2万坪のマルチテナント型施設で、1・2階接車のスロープを備えています。また、一部区画には両面バースや冷凍冷蔵設備の将来対応区画を設置し、多様なニーズに対応可能な設計となっています。環境認証としてCASBEE S認証およびZEB認証(ともに最高ランク)を取得予定で、屋上に設置した太陽光パネルによる自家消費型の発電システムを導入し、環境負荷低減を図ります。
LOGI’Q 市原

LOGI’Q 市原は、京葉道路「蘇我IC」および館山自動車道「市原IC」に近く、首都圏および関東全域への物流拠点として優れた立地にあります。2024年11月1日に着工し、2026年4月末の竣工を予定しています。最大4テナントが入居可能な延床面積約1万坪のマルチテナント型施設で、1・2階接車のスロープを備えています。
京葉臨海石油コンビナートにおける物流特性を考慮し、全フロアの耐荷重を2t/㎡に設定。さらに、1tフレコンの三段積みが可能な仕様とすることで、効率的なオペレーションを支援します。環境認証としてCASBEE A認証を取得予定で、屋上には太陽光パネルを設置し、施設内での電力自家消費を推進します。
LOGI’Q 神戸新長田

LOGI’Q 神戸新長田は、阪神高速3号線「湊川IC」やJR「神戸貨物ターミナル駅」に近接し、関西エリアだけでなく東海・中部エリアにも対応できる広域物流拠点として開発されます。2024年11月18日に着工し、2026年8月末の竣工を予定しています。
最大4テナントが入居可能な延床面積約1.7万坪のマルチテナント型施設で、1・2階接車のスロープを備えています。また、同一敷地内には危険物倉庫を併設し、第4類危険物(引火性液体)の保管が可能な設備を整えることで、物流業界の多様なニーズに対応します。環境認証としてCASBEE A認証を取得予定で、太陽光発電システムの導入による環境負荷軽減も図ります。
これら3施設の開発において、環境配慮型の物流施設を推進し、テナント企業の環境経営をサポートするほか、再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」を通じて、持続可能な物流インフラの構築を目指し、物流業界の発展に貢献していくものとされています。
最終更新日:2025年1月31日