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京田辺市にCREの大型マルチテナント型物流施設「ロジスクエア京田辺B」着工へ!!

株式会社シーアールイーは、京都府京田辺市において、大型マルチテナント型物流施設「ロジスクエア京田辺B」の建設を開始しました。竣工は2026年8月末を予定しており、隣接する2025年2月竣工予定の「ロジスクエア京田辺A」と併せ、総延床面積は約24万㎡超に達します。この規模は、同社の関西エリアにおける最大の開発プロジェクトとなります。

→株式会社シーアールイー 大型物流施設「ロジスクエア京田辺B」を着工

計画の概要

  1. プロジェクト概要
    京都府京田辺市で「ロジスクエア京田辺B」の建設が開始。2026年8月竣工予定で、京田辺Aと合わせ総延べ面積24万㎡超。
  2. 立地と交通利便性
    京田辺エリアは大阪・京都へのアクセスが良好。第二京阪道路や新名神高速への接続が容易で、広域物流拠点として発展が見込まれる。
  3. 施設規模・構造
    地上4階建て、延べ面積90,498.32㎡のマルチテナント型物流施設。ランプウェイを設け、大型車162台が同時接車可能。
  4. 倉庫スペック
    金属断熱パネル採用、床荷重1.5t/㎡、有効高さ最大6.0m。荷物用エレベーター8基を設置し、将来的な設備増設にも対応。
  5. 就業環境の充実
    4階に休憩室を2箇所配置。京田辺Aの共用棟と連携し、売店や休憩施設を提供。270台分の駐車場を整備。
  6. 環境対策とエネルギー活用
    全館LED照明・省エネ設備導入。BELS評価、ZEB、CASBEE認証取得予定。太陽光発電を活用し、エネルギーの自家消費を計画。
  7. 労働力確保と今後の展望
    JR松井山手駅から送迎バス運行を計画。関西物流インフラの発展を支え、多様な物流ニーズに対応する施設へ。

出典:株式会社シーアールイー

「ロジスクエア京田辺B」は、地上4階建て、延べ面積90,498.32㎡(約27,375坪)で、大型車両が直接2階・3階に乗り入れ可能なランプウェイを備えたマルチテナント型物流施設です。1階・2階・3階にはトラックバースが配置され、最大162台の大型車が同時接車可能な設計となっています。また、22台分のトラック待機場を設けることで、スムーズな入出庫オペレーションを実現します。

倉庫の基本スペックとして、金属断熱サンドイッチパネルの外壁、床荷重1.5t/㎡(2.5tフォークリフト対応)、有効高さ6.0m(4階は5.5m以上)を確保。最小約1,300坪のテナント区画から最大12テナントの入居が可能です。さらに、荷物用エレベーター8基を設置し、将来的な設備増設にも対応できる設計となっています。

出典:株式会社シーアールイー

従業員の働きやすさを考慮し、4階には休憩室を2箇所設置。また、隣接する「ロジスクエア京田辺A」の木造共用棟には、売店や休憩室が整備され、従業員やドライバーが利用可能です。加えて、約270台分の乗用車駐車場も確保され、通勤の利便性向上に寄与します。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を導入し、省エネルギーに配慮。BELS評価、ZEB、CASBEE-建築(新築)の認証取得を予定しており、再生可能エネルギーの活用として、エンバイオC・ウェスト合同会社による太陽光発電システムを導入。施設内で発電したエネルギーを自家消費する計画です。

また、労働力確保のため、JR松井山手駅からの送迎バスの運行を計画し、通勤利便性を高めています。

京田辺エリアは、大阪北摂地域や京都市中心部へのアクセスに優れ、物流拠点としての利便性が高い立地です。開発予定地は、大住工業団地に隣接し、府道八幡木津線(府道22号線)を経由し、第二京阪道路および新名神高速道路の八幡京田辺ジャンクションまで約3.5km、京奈和自動車道「田辺北」インターチェンジまで約1kmと、高速道路網への接続も良好です。

さらに、新名神高速道路の全線開通(2027年度〜2028年度以降)により、神戸から名古屋までの広域物流ネットワークが確立され、同エリアの利便性向上が期待されています。これにより、京田辺市は新たな物流拠点としてさらなる発展が見込まれます。

「ロジスクエア京田辺B」は、物流業界の多様なニーズに応える高機能かつ汎用性の高い施設として開発されます。同プロジェクトは、関西エリアにおける物流インフラのさらなる発展を支える重要な役割を担うものとなるでしょう。

最終更新日:2025年1月31日

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