名古屋市中村区名駅三丁目で建設が進められている「(仮称)名古屋銀行名古屋駅前ビル」は、株式会社名古屋銀行が本部機能の一部と名古屋駅前支店を移転するために建設しているオフィス・店舗複合の新築ビルです。計画地は名古屋駅から徒歩圏の名駅三丁目に位置し、地上10階建て、高さ45.0m、延床面積約5,300㎡の規模となります。
2026年2月には名古屋銀行から本店営業部および本部機能の一時移転が発表され、新ビルには本部機能の一部と名古屋駅前支店が移転する計画が明らかになっています。2026年8月時点では、建物は最上階となる10階付近まで躯体が立ち上がっているとみられ、タワークレーン1基を使用して施工が進められています。
(仮称)名古屋銀行名古屋駅前ビルの概要
1.名古屋駅徒歩圏に建設される新たな銀行拠点
名古屋市中村区名駅三丁目で建設が進む「(仮称)名古屋銀行名古屋駅前ビル」の新築計画
名古屋駅徒歩圏における本部機能と店舗機能を備えた新たな業務拠点の整備
2.地上10階建て・高さ45mのオフィス・店舗複合ビル
鉄骨造・地上10階建て、高さ45.0m、延べ面積5,300㎡の中規模オフィスビル
敷地面積644.02㎡、建築面積560㎡のコンパクトな都市型ビルの計画
3.名古屋銀行本部機能の一部を移転
名古屋銀行の本店建替えに伴い、本部機能の一部を名古屋駅前ビルへ移転する計画
名古屋銀行丸の内ビルとともに本部機能を支える新たな業務拠点としての活用
4.名古屋駅前支店も新ビルへ移転
新ビルには本部機能の一部に加えて、現在の名古屋駅前支店も移転する予定
名古屋駅周辺における営業・業務機能の集約と利便性向上への期待
5.2026年8月時点で10階付近まで施工進展
2026年8月時点では建物躯体が最上階となる10階付近まで立ち上がったとみられる現地状況
タワークレーン1基とシート・足場を使用して進められる鉄骨造建物の施工
6.本店建替えに向けた機能移転を先行
名古屋銀行本店ビルは耐震性能や防災機能の強化、業務効率化を目的に建替えを検討
2027年春頃の移転完了後、2028年秋頃の新本店着工、2031年春頃の竣工を目指す計画
7.周辺では名駅五丁目の大規模再開発構想も進行
南東側の名駅五丁目地区では地上37階建て級のオフィス・ホテル棟と47階建て級ツインタワー構想
商業施設や広場、歩行者ネットワーク、防災機能などを組み合わせた将来の都心再編への期待

(仮称)名古屋銀行名古屋駅前ビルは、名古屋市中村区名駅三丁目2101番、2102番1、2102番2を建設地とする新築計画です。建築計画の概要が記載された標識には、用途は事務所・店舗で、鉄骨造、地上10階建て、高さ45.0m、敷地面積644.02㎡、建築面積560.00㎡、延床面積5,300.00㎡の規模と記載がありました。建築主は株式会社名古屋銀行、設計・施工は清水建設株式会社が担当、2025年10月1日頃の工事着手しています。

今回の新ビルは、名古屋銀行が進める本店ビル建替えに向けた機能移転の一環として整備されるものです。名古屋銀行は2026年2月、本店ビルについて耐震性能や防災機能の強化、業務効率化などを目的に建替えを検討すると発表し、新本店ビルを環境性能を高めた次世代型オフィスとして整備する方針を示しました。

これに伴い、本店営業部と本部機能を一時的に移転する計画で、名古屋駅前ビルには本部機能の一部に加えて名古屋駅前支店も移転する予定です。新ビルへの移転時期は2027年春頃が予定されており、名古屋銀行丸の内ビルとともに本店機能を支える新たな拠点となります。

2026年8月時点の現地では、建物の躯体工事が大きく進展しており、最上階となる10階付近まで到達しているとみられます。地上45m規模の建物が名駅三丁目の街並みから立ち上がり、現在はシートと足場によって建物全体が覆われた状態となっています。

工事現場ではタワークレーン1基が設置されており、鉄骨造の建物本体を上部へと施工している様子が確認できます。今後は外装や設備、内装などの工事が進むことで、オフィス・店舗複合ビルとしての姿が徐々に明らかになっていくものとみられます。

計画地の南東側に広がる名駅五丁目地区では、2026年5月に「名駅五丁目みらい構想 Ver.2」が公表されました。老朽化した建築物や狭隘道路が残るエリアを対象に、土地の共同化や建物の高層化を進め、防災性の向上と都市機能の高度化を目指す将来構想です。
公開されたイメージでは、地上37階建てのオフィス・ホテル棟と、地上47階建てのツインタワーマンションを中心に、商業施設や広場、歩行者ネットワークなどを整備する姿が描かれています。現時点ではあくまで将来構想であり決定事項ではありませんが、「(仮称)名古屋銀行名古屋駅前ビル」の周辺では、名古屋駅徒歩圏の都市機能更新がさらに進む可能性があり、今後の街並みの変化が注目されます。
出典:名古屋銀行 本店営業部および本部機能の一時移転について
最終更新日:2026年8月31日