東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)と千葉市は2026年8月28日、「JR東日本千葉支社等跡地における(仮称)新・千葉市民会館整備及びJR東日本による開発計画の推進に関する基本協定」を締結しました。今回の協定では、JR東日本千葉支社等跡地の敷地を3分割し、千葉市が整備する「(仮称)新・千葉市民会館」と、JR東日本が整備する「商業・業務施設」および「商業・住宅施設」の3棟を整備する方針が示されています。
新市民会館は約1,500席の大ホールや約300席の小ホール、リハーサル室、練習室などを備える文化交流拠点として計画され、2032年度の供用開始を皮切りに、周辺のJR東日本による開発建物を含めた段階的なまちびらきが目指されています。
(仮称)新・千葉市民会館/JR東日本による開発建物の概要
1.JR東日本と千葉市が基本協定を締結
JR東日本と千葉市が2022年の基本協定を見直し、新市民会館とJR東日本による開発敷地を分割して単独建物として整備する方針
2026年8月28日の新たな基本協定締結による、公共施設と民間開発が連携した跡地開発の本格化
2.敷地を3分割して3棟を整備
敷地Aに「(仮称)新・千葉市民会館」、敷地Bに商業・業務施設、敷地Cに商業・住宅施設を整備する計画
地区計画などを活用した容積率の緩和や土地の高度利用化による、駅前の一体的な都市機能更新
3.約1,500席の大ホールを整備
約4,000㎡の敷地に約1,500席の大ホール、約300席の小ホール、リハーサル室、会議室・練習室などを配置する計画
音楽・演劇などの公演から市民の発表・練習・交流まで幅広く対応する文化芸術活動の拠点形成
4.市民が集い交流する文化交流拠点
市民の創造・発表・鑑賞の機会を充実させ、文化芸術を通じた人々の交流や地域のにぎわいを創出する施設
チケットの有無にかかわらず気軽に立ち寄れるロビーなどを備え、日常的な交流を生み出す文化交流拠点
5.千葉駅前の回遊性とにぎわいを創出
千葉駅や駅ビル、周辺商業施設、JR東日本による開発建物などをつなぎ、駅前の回遊性・滞在性を高める計画
文化芸術を核とした新たな人の流れを生み出し、千葉都心の魅力向上と地域活性化を促す駅前まちづくり
6.2032年度の新市民会館供用開始を目標
2026年度から基本設計・整備手法の検討、2028~2029年度の実施設計、2030~2032年度途中の建設工事を想定
2032年度の新市民会館供用開始を皮切りとした、JR東日本による開発建物を含む段階的なまちびらき
7.千葉駅西側の新たなまちづくりが進展
JR東日本千葉支社等跡地を活用し、市民会館と商業・業務・住宅機能を組み合わせた新たな都市拠点を形成
千葉駅周辺の活性化グランドデザインに基づく、公共施設と民間開発が連携した千葉都心のさらなる活性化

JR東日本と千葉市は、2022年に締結した一体型複合ビル計画の基本協定を見直し、新市民会館とJR東日本による開発敷地を分割して、それぞれ単独建物として整備する方針で合意しました。これにより、公共施設としての市民会館整備と、民間事業者による商業・業務・住宅開発を、それぞれの役割とスケジュールに応じて進められる体制が整えられます。
2026年8月28日には新たな基本協定を締結し、両者が継続的に情報共有や協議を行いながら、跡地全体の計画を推進する体制が構築されます。千葉駅周辺の将来像を見据え、公共施設と民間開発が連携することで、駅前エリアの機能更新と新たなにぎわいの創出を目指すものとしています。

計画地は3つの敷地に分割され、敷地Aに千葉市が「(仮称)新・千葉市民会館」、敷地BにJR東日本が商業・業務施設、敷地Cに商業・住宅施設を整備する計画です。公共施設、働く場、買い物やサービスの場、居住機能を近接させることで、駅前に多様な人が訪れ、滞在し、活動できる複合的な都市空間の形成が期待されます。
また、「千葉駅周辺の活性化グランドデザイン」で描かれた将来像の実現に向け、地区計画などを活用した容積率の緩和や土地の高度利用化が検討されます。限られた駅前の土地を有効に活用しながら、歩行者動線や広場、周辺施設とのつながりにも配慮し、個別の建物整備にとどまらない一体的なまちづくりを進める方針です。


新市民会館は約4,000㎡の敷地に整備され、約1,500席の大ホール、約300席の小ホール、リハーサル室、複数の会議室・練習室、ロビーなどを配置する計画です。大規模な音楽公演や演劇、舞踊、式典などに対応する大ホールに加え、より身近な発表会や講座、地域活動に利用できる小ホールや諸室を備えることで、幅広い利用者に対応するものとしています。
市民の文化芸術活動を支えるとともに、鑑賞・発表・創作・交流など多様な活動に対応する新たな文化交流拠点の形成を目指す計画です。専門的な公演を楽しむ場としてだけでなく、市民が日常的に訪れ、練習や交流を重ね、文化活動を育てていく場として機能することが期待されています。


新市民会館は、千葉駅や駅ビル、周辺商業施設、今後整備されるJR東日本の開発建物などをつなぐ拠点として位置付けられ、駅前の回遊性・滞在性の向上を目指す計画です。公演やイベントの開催時だけでなく、施設内の練習室や会議室の利用、周辺施設での買い物や飲食などを通じて、駅前を訪れる人の流れを広げる役割が期待されます。
文化芸術を核とした交流やにぎわいを生み出し、千葉都心の魅力向上と地域活性化を促す新たなシンボル施設としての役割を担います。市民会館単体で完結するのではなく、周辺の商業・業務・住宅施設や歩行者空間と連携することで、昼夜を問わず人の活動が感じられる駅前エリアの形成を目指すものとしています。


2026年度から基本設計・整備手法の検討を進め、2028~2029年度に実施設計、2030年度から2032年度途中にかけて建設工事を進めるスケジュールを想定しています。今後は、施設の具体的な規模や配置、必要な機能、事業費、整備・運営方法などについて検討を深め、市民や関係者の意見を反映しながら計画の具体化が図られます。

2032年度の新市民会館の供用開始を皮切りに、JR東日本による開発建物を含めた周辺エリアの段階的なまちびらきを目指す計画です。各施設の完成時期や開業時期を調整しながら、駅前全体の利便性と魅力を高め、文化施設を中心とした新たな交流拠点を段階的に形成していく方針です。
出典:東日本旅客鉄道株式会社 「JR 東日本千葉支社等跡地における(仮称)新・千葉市民会館整備及びJR東日本による開発計画の推進に関する基本協定」の締結について
最終更新日:2026年9月3日