株式会社日本エスコンは、タイ王国の大手不動産ディベロッパー、オリジン・プロパティ社が開発を進める新築コンドミニアム「Origin Place Chaengwattana(オリジンプレイスチェーンワタナ)」プロジェクトへの出資を発表しました。本プロジェクトは、利便性の高いチェーンワタナ地区に位置し、天井高4.2メートルのデュープレックス住戸やペットフレンドリー設計など、独自性のある高層住宅を特徴としています。日本エスコンにとってはタイでの3件目となる共同開発案件であり、同社のグローバル展開の一環として注目されております。
→株式会社日本エスコン タイにおけるコンドミニアム「Origin Place Chaengwattana」開発プロジェクトへの出資に関するお知らせ
オリジンプレイスチェーンワタナの概要
- 出資決定の発表
日本エスコンがタイ・バンコク近郊の新築分譲マンション「オリジンプレイスチェーンワタナ」開発プロジェクトへの出資を決定。 - 開発事業者との協業
タイの大手不動産会社オリジン・プロパティ社との共同開発による国際事業の推進。 - プロジェクトの基本情報
地上28階建て、全700戸の超高層コンドミニアムで、2025年9月着工、2027年8月竣工予定。 - 立地の優位性
バンコク中心部から約20km、MRTピンクラインや商業施設・政府機関への至近性を有する好立地。 - 商品企画の独自性
天井高4.2mのデュープレックス住戸やペットフレンドリー設計など、差別化された住宅仕様。 - 成長市場への参入
人口増加と都市開発が進行するノンタブリ県における居住需要の取り込み。 - 海外事業の展望
タイにおける3件目の出資案件として、日系不動産企業の海外展開強化の一環。

日本エスコンは、タイの首都バンコク中心部から北に約20kmに位置するノンタブリ県にて、オリジン・プロパティ社が手がける本プロジェクトに子会社「ESCON JAPAN(Thailand)CO.,LTD.」を通じて出資しました。ノンタブリ県は交通利便性が高く、近年では新たなショッピングモールの出店も相次いでいるため、バンコク都心からの移住需要が高まっています。本出資は、タイ国内の成長市場に対する戦略的参画の一環となっているとのことです。


「オリジンプレイスチェーンワタナ」は地上28階建て、総戸数700戸の大規模超高層コンドミニアムです。敷地面積は約4,830㎡、延床面積は約36,180㎡に及びます。2025年9月に着工予定で、2027年8月の完成を見込んでいます。2024年6月より販売を開始する予定とされており、1ベッドルームから2ベッドルームのプランまで、多彩な住戸タイプを取り揃えているとのことです。


本プロジェクトは、チェーンワタナ通り沿いに位置し、セントラルチェーンワタナやインパクト・ムアントンタニーといった大型商業施設のほか、政府機関が集中する「Government Complex」、さらにはCP ALL社などの企業オフィスにも近接しています。また、2023年に開通したMRTピンクライン「チェーンワタナ-パーククレット28」駅にも近く、都心部へのアクセスにも優れています。

オリジンプレイスチェーンワタナでは、天井高4.2メートルの開放感あるデュープレックス住戸が最大の特長となっています。また、ペットとの共生を前提とした「ペットフレンドリー」設計が導入されており、共用施設にはペット専用ゾーンも整備される予定です。このような住環境は同地域では非常に希少であり、差別化のポイントとなっております。

今回の出資は、日本エスコンにとってタイ国内では「Knightsbridge Sukhumvit-Thepharak」および「BRITANIA BANGNA KM.39」に続く3件目のプロジェクトとなります。今後もオリジングループとの連携を強化しつつ、タイ不動産市場におけるプレゼンスを高めていく方針です。また、同社はこれらの取り組みを通じて、アジア市場での多面的な不動産ビジネスの展開を加速していくものとされています。
最終更新日:2025年5月23日