東京建物と前川が開発を進めてきた「Ave.Takanawa(アベニュータカナワ)」が、2026年1月30日に竣工し、3月2日に開業しています。品川駅高輪口から徒歩4分という優れた立地に誕生した本施設は、延床面積約11,800㎡、地上10階建てのオフィスビルです。リニア中央新幹線や環状第4号線整備、品川駅周辺再開発などによって大きな変貌を遂げる品川駅西口エリアにおいて、先駆けとなる新築オフィスとして注目されています。
Ave.Takanawaは「まちのようなオフィス」をコンセプトに掲げ、各階をつなぐ象徴的な大階段や全フロアの屋外バルコニー、5階の共用ラウンジ、屋上のルーフトップテラスなど、多彩な交流空間が整備されました。自然光や風を取り込みながら働ける開放的な環境を実現し、AI時代に求められる創造性やコミュニケーションを支える新しいワーキングプレイスとして計画されています。
Ave.Takanawa(アベニュータカナワ)の概要
1.品川駅至近の高い交通利便性
品川駅高輪口から徒歩4分、高輪ゲートウェイ駅から徒歩8分の立地。
リニア中央新幹線や駅周辺再開発を見据えた戦略的ビジネス拠点。
2.再開発が進む品川西口エリアの先導的プロジェクト
複数の大規模再開発計画が進行する高輪口エリアに誕生した新築オフィス。
国際的なビジネス・商業拠点への発展を支える先行開発案件。
3.「まちのようなオフィス」を体現する建築計画
旧アベニュー高輪前川ビルの歴史を継承しながら建替えを実施。
交流や回遊性を重視した立体的なアベニュー空間の創出。
4.自然光と風を取り込む開放的な執務環境
東西両面の大開口とスケルトン天井による明るく快適なオフィス空間。
自然とのつながりを感じながら働けるウェルネス重視の執務環境。
5.交流を促進する多彩な共用空間
全フロアのバルコニーや象徴的な大階段、5階共用ラウンジを整備。
偶発的な出会いや企業間コミュニケーションを生み出す交流拠点。
6.屋上テラスと充実したワーカー向け機能
緑豊かなルーフトップテラスや貸会議室、シェアオフィスを配置。
働く人のリフレッシュと多様な働き方を支援する施設構成。
7.アートと環境性能を備えた次世代オフィス
松山智一氏のアート作品や木材活用による豊かな空間演出。
ZEB ReadyやBELS最高ランク取得を目指す高環境性能オフィス。

Ave.Takanawaが立地する品川駅高輪口エリアでは、リニア中央新幹線の開業や東京メトロ南北線延伸、環状第4号線整備などの交通インフラ整備に加え、駅前広場や大規模複合開発が進行しています。これにより、品川は国内外を結ぶ国際的なビジネス拠点としてさらなる発展が期待されています。
そのような環境の中でAve.Takanawaは、品川駅高輪口から徒歩4分という好立地に位置し、今後整備される新北口改札の完成後には徒歩3分となる予定です。高輪口エリアでは希少な新築オフィスとして供給されることから、多くの企業にとって魅力的なビジネス拠点となることが期待されています。

Ave.Takanawaは、従前の「アベニュー高輪前川ビル」の建替え事業として誕生しました。旧建物の名称を継承しながら、「アベニュー(商店街)」のように人や街と自然につながるオフィスを目指して計画されています。

設計監修を担当したMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOは、建物全体を一つの街路空間として捉えました。約70mにわたり各階に設けられた屋外バルコニーと、それらを立体的につなぐ大階段によって、人々が自由に移動し交流できる環境を創出しています。
また、南北にエレベーターコアを分散配置するスプリットコア方式を採用することで、効率的なオフィスレイアウトと東西両面からの採光・通風を両立。街とのつながりを感じられる新しい都市型オフィスとして設計されています。

Ave.Takanawaの大きな特徴の一つが、自然とのつながりを重視した執務環境です。基準階は約922㎡の広さを持ち、最大4分割まで対応可能な柔軟なフロア構成となっています。
東西両面に大きな開口部を設けることで自然光と自然換気を確保し、スケルトン天井の採用によってスラブ下約3.8mという開放感ある空間を実現しました。さらに各フロアにはバルコニーを設置し、執務空間から気軽に外へ出られる構成となっています。
自然光の変化や風の流れ、季節の移ろいを感じながら働ける環境は、従来型オフィスにはない快適性を提供するとともに、働く人々の感性や創造力を刺激する空間として計画されています。

施設の中心となる5階には、テナント専用の共用ラウンジとテラスが整備されています。緑と木材を活用した開放的な空間には貸会議室やドリンクサービス、ミニコンビニなどを備え、入居企業の利便性向上を図っています。
また、建物全体を貫く大階段は単なる動線ではなく、人々の偶発的な出会いを生み出す交流の場として機能します。上下階の利用者同士が自然にコミュニケーションを取れる環境を整えることで、新たなアイデアやビジネスの創出を促します。
さらに屋上にはルーフトップテラスを配置。芝生や高木を取り入れた緑豊かな空間からは再開発が進む品川の街並みを望むことができ、ワーカーのリフレッシュや交流の場として活用されます。

Ave.Takanawaはオフィス機能だけでなく、多様な施設を備えた複合ワークプレイスとして整備されています。
1階には人気ベーカリーカフェ「THE CITY BAKERY」が出店し、約100席を備える大型店舗としてオフィスワーカーや地域住民の新たな交流拠点となります。また、多目的イベントスペース「グレイドパーク品川」も入居し、企業イベントやセミナー、交流会など幅広い用途に対応します。

5・6階には東京建物グループが運営する「エキスパートオフィス品川高輪」が開設され、シェアオフィスやセットアップオフィスを提供します。スタートアップから大企業まで多様なニーズに対応し、新しい働き方を支援します。
さらに館内には現代美術家の松山智一氏によるアート作品を展示。1階エントランスホールには「Soul Miner」、5階テラスには「Say It, Stardust」が設置され、利用者の感性を刺激する文化的な魅力も備えています。

Ave.Takanawaは、単なるオフィスビルではなく、「まち」と「働く人」をつなぐ新しい都市型ワークプレイスとして誕生しました。品川駅西口エリアで進む大規模再開発の先駆けとなる存在であり、自然との共生、企業間交流、創造性の発揮を支援する次世代オフィスとして高い注目を集めています。今後、国際的なビジネス拠点へと進化する品川において、その象徴的なプロジェクトの一つとなりそうです。
最終更新日:2026年6月20日