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2025年8月3日(日)に広島電鉄が駅ビルに乗り入れる「駅前大橋ルート」開業へ!!快速便の実証運行のほか増便も実施へ!!
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新たに水族園を建設し、外洋大水槽や極地・深海展示も行う「葛西臨海水族館」のリニューアル!!東京湾や4種類のペンギンの展示も!!

恐竜化石発掘の地・福井県勝山市に開設される福井県立大学恐竜学部の学生向けマンション「白亜紀ダイナ荘(仮称)」を建設へ!!

ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行は、福井県勝山市に2025年4月開設予定の福井県立大学恐竜学部の学生向けに、3階建てのマンション「白亜紀ダイナ荘(仮称)」を建設すると発表しました。マンションの2~3階には学生向けの1Kタイプの居室10戸を設け、1階には北陸銀行勝山支店が移転・入居する予定です。この取り組みは、勝山市の活性化を目的とした「勝山応援プロジェクト」の一環であり、地方都市の若者誘致や金融サービスの充実を目指しています。

→株式会社北陸銀行/大北久保建設株式会社勝山応援プロジェクトの取り組みについて

計画の概要

  1. マンション建設計画
    ほくほくフィナンシャルグループの北陸銀行が、2025年4月開設の福井県立大学恐竜学部の学生向けに、福井県勝山市で3階建てのマンション「白亜紀ダイナ荘(仮称)」を建設。
  2. 建物の構造と用途
    2~3階に学生向けの1K居室10戸を設け、1階には北陸銀行勝山支店が移転・入居。マンションの入居開始は2026年3月、銀行の移転は2025年11月予定。
  3. 名称の由来
    勝山市で発掘される恐竜化石が白亜紀のものが多いため「白亜紀ダイナ荘」と命名。将来的に「ジュラ紀ダイナ荘」などの展開も構想。
  4. 勝山応援プロジェクト
    地方都市の活性化を目的に、北陸銀行と大北久保建設が連携。若者誘致や金融サービスの充実を図る。
  5. 市の支援制度活用
    勝山市は、福井県立大学恐竜学部の学生向けアパート整備を支援する補助金制度を設けており、本プロジェクトもその制度を活用。
  6. 福井県の恐竜研究の歴史
    1980年代から発掘が始まり、日本初の恐竜全身骨格の復元や新種の発見が続く。現在、福井県立恐竜博物館は世界3大恐竜博物館の一つ。
  7. 「恐竜王国福井」としての地位
    日本で最も多くの恐竜化石が発見され、福井県由来の恐竜も多数命名。観光・研究の両面で「恐竜王国」としての知名度が向上。

出典:株式会社北陸銀行/大北久保建設株式会社

マンションは現北陸銀行勝山支店の建つ福井県勝山市本町2丁目に建設され、2026年3月の入居開始を予定しています。銀行支店の移転は2025年11月4日を予定しており、ATMは引き続き利用可能です。建物の名称については、勝山市で発掘される恐竜化石が白亜紀のものが多いことから「白亜紀ダイナ荘」と命名されました。今後、2棟目・3棟目が建設される際には「ジュラ紀ダイナ荘」などと命名する構想もあるとのことです。

出典:株式会社北陸銀行/大北久保建設株式会社 

勝山市では、福井県立大学恐竜学部の学生受け入れのためのアパート整備を支援する補助金制度を設けており、今回のプロジェクトもその制度を活用しています。北陸銀行と大北久保建設が連携し、学生の生活基盤を整えることで、地域活性化につなげる狙いです。さらに、高齢者にも優しい金融サービスを提供し続けることを目指しています。

福井県は、日本で最も多くの恐竜化石が発見されている地域です。1980年代に勝山市北谷町で恐竜化石の発掘調査が始まり、日本で初めて全身骨格が復元されました。その後も数多くの新種が発見され、「フクイラプトル」「フクイサウルス」などの福井由来の恐竜が命名されました。現在では、福井県立恐竜博物館が世界3大恐竜博物館の一つとして知られ、福井県は「恐竜王国」としての地位を確立しています。勝山駅前にもこのように可愛らしい親子の恐竜像があります。

最終更新日:2025年2月9日

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