千葉県流山市の常磐自動車道・流山IC近くで進行中の「流山IC西部プロジェクト」において、本格的なサーフィンプールの建設が計画されています。このプロジェクトでは、世界的に評価の高いホワイトウォーター社の造波装置「Endless Surf(エンドレスサーフ)」が採用される予定であり、国内でも数少ない上級者向けの高品質な波を提供する施設となる見込みです。
「流山IC西部プロジェクト」は、物流施設と市民向けのスポーツ・レジャー施設を一体化した大規模複合開発であり、流山市の新たなランドマークとなることが期待されています。特に、サーフィンはオリンピック競技として注目を集めていますが、国内には初心者から上級者までが満足できる本格的なサーフィンプールが限られているのが現状です。そのため、今回のプロジェクトは、既存のサーフィン環境に新たな選択肢を提供し、国内のサーフィン市場の拡大に大きく貢献する可能性を秘めています。
また、ウェーブプールの周辺には、BMXコースやスケートボードパーク、グランピング施設など、多彩なアクティビティが併設される予定であり、サーファーだけでなく幅広い層が楽しめるスポーツ・レジャーの拠点となる計画です。施設の開業は2027年を目指しており、今後の開発の進展に注目が集まります。
→建設通信新聞 【流山開発のIC西部プロジェクト 物流は免震4棟42万㎡】
→エンドレスサーフ パンフレット
→エンターテインメントビジネス サーフィンプール 「Endless Surf」
計画の概要
- 大規模複合開発計画
千葉県流山市の常磐自動車道・流山IC近くで、「流山IC西部プロジェクト」が進行中。物流施設と市民向けスポーツ・レジャー施設を含む大規模開発が計画されている。 - 本格的なサーフィンプールを整備
世界的に評価の高いホワイトウォーター社の造波装置「Endless Surf(エンドレスサーフ)」を採用したサーフィンプールの建設が予定されている。 - 物流施設と地域貢献施設の開発
計画地は南北約2.1kmに広がる38万1934㎡の敷地。免震構造の物流施設4棟(総延べ42万2727㎡)と、スポーツ・レジャー施設などの地域貢献施設が整備される。 - 多彩なレジャー施設を併設
サーフィンプールのほか、BMXコース、スケートボードパーク、グランピング施設、ファーマーズマーケット、飲食・物販店舗、イベント広場などを整備予定。 - 「Endless Surf」による高品質な波の提供
「Endless Surf」は最大32秒のロングライドが可能で、2次波の発生などフレキシブルな波の演出ができる最新の造波装置。 - 阪和興業とホワイトウォーター社の提携
レジャー施設の企画・施工に実績のある阪和興業が、ホワイトウォーター社と提携し、日本国内での本格的なサーフィンプール展開を進める。 - 2027年開業予定
物流施設とレジャー施設の複合開発は2027年の開業を目指しており、国内のサーフィン市場拡大が期待される。


開発区域は、流山IC西側に位置し、常磐道を挟んで南北約2.1kmに広がる農地38万1934㎡に及びます。敷地はA~Eの区画に分かれ、4棟の免震構造物流施設(総延べ42万2727㎡)とともに、地域貢献施設としてウェーブプールや各種レジャー施設が整備される予定です。




サーフィンプールが建設される地域貢献施設用地(10万8519㎡)には、ウエーブプールのほか、BMXコース、スケートボードパーク、グランピング施設、ファーマーズマーケット、飲食・物販店舗、アウトドアショップ、イベント広場など、多彩なレジャー施設が併設される計画となっています。これにより、家族連れやカップル、スポーツ愛好者まで幅広い層が楽しめる空間が誕生する見込みです。


阪和興業は、レジャー施設向けの企画・施工の豊富な実績を活かし、ホワイトウォーター社と提携しています。「Endless Surf」は、最大32秒のロングライドが可能で、2次波の発生などフレキシブルな波の演出ができる最新の造波装置です。サーフィンの本場である海外でも高い評価を得ており、日本国内でも本格的なサーフィンプールとして注目を集めています。これにより、国内のサーフィン人口のさらなる拡大が期待されています。
最終更新日:2025年2月11日