JR東日本は、2013年度より中央線御茶ノ水駅において、エレベーターの設置をはじめとするバリアフリー整備を進めてきました。その一環として、2023年12月3日には新しい聖橋口駅舎の使用を開始しました。さらに、千代田区と連携して進めていた聖橋口駅前広場機能の全面使用開始が2025年3月31日(月)に決定したことが公表されました。
この駅前広場機能の整備により、御茶ノ水駅を利用する方々の利便性が向上するとともに、駅周辺の景観が整い、安全で快適な空間が生まれます。特に、歩行者が安全に通行できるよう約500㎡の広場が歩行者専用スペースとして整備され、より快適に駅をご利用いただける環境が整います。
また、広場と聖橋をつなぐ新しい階段が設置されることで、駅へのアクセスが向上し、周辺地域とのつながりがさらに強化されます。これにより、御茶ノ水駅の利用者にとって利便性が高まり、周辺のまちづくりにも良い影響を与えることが期待されています。今後も引き続き千代田区と連携し、駅周辺と一体となったまちづくりを進めていくものとされています。
→東日本旅客鉄道株式会社 中央線御茶ノ水駅 聖橋口駅前広場機能の全面使用開始について
概要
- 駅前広場機能の全面使用開始日
2025年3月31日(月)から、聖橋口駅前広場機能が全面的に利用可能に。
千代田区と連携し、駅周辺と一体となったまちづくりを推進。 - 広場の特徴と役割
約500㎡の歩行者専用スペースを整備し、安全で快適な環境を提供。
駅前の混雑を緩和し、待ち合わせや休憩スペースとしても利用可能。 - 新しい聖橋口へのアクセス向上
広場と聖橋を結ぶ階段を新設し、駅へのアクセスが便利に。
周辺の大学や医療機関への移動がスムーズに。 - 御茶ノ水駅のバリアフリー化
エスカレーター・エレベーターの設置で、移動がより快適に。
車椅子やベビーカー利用者も安全に駅を利用可能。 - 新しい聖橋口駅舎の概要
鉄骨造2階建て・延床面積約4,200㎡の新駅舎が2023年12月3日から使用開始。
1階にベーカリー・そば屋・コンビニなどの店舗が開業し、利便性向上。 - エキュートエディション御茶ノ水のオープン
2023年12月3日に「エキュートエディション御茶ノ水」が開業。
「こころ、くらし、ととのう」をコンセプトに、パンとスープの専門店やそば屋がオープン。
2024年度末には10店舗以上の新規オープン予定。 - 今後の展望
駅と周辺地域が一体となったまちづくりを推進。
さらなる商業施設の充実や利便性向上に向けた取り組みを継続。

2025年3月31日から使用開始となる聖橋口駅前広場は、歩行者専用スペースとして約500㎡の広場機能を備えています。これにより、駅周辺の混雑が緩和されるだけでなく、歩行者にとってより安全で快適な環境が提供されます。
また、新たに設置される広場と聖橋を結ぶ階段により、聖橋口へのアクセスが格段に向上します。これまでの御茶ノ水駅は、駅周辺のアクセス面で課題を抱えていましたが、今回の整備により、よりスムーズに移動できるようになります。特に、周辺の大学や医療機関を利用する方々にとって、大きな利便性向上につながると期待されています。
さらに、この広場は待ち合わせ場所や休憩スペースとしての活用も想定されており、駅を利用する方々だけでなく、地域の人々にとっても便利な空間となります。広場の整備により、御茶ノ水駅周辺がより魅力的なエリアへと進化していきます。

今回の整備により、御茶ノ水駅の駅構内にはバリアフリー設備が充実し、エスカレーターやエレベーターの設置が進められました。これにより、車椅子の方やベビーカーを利用する方々も、よりスムーズに移動できるようになります。
また、駅の利便性向上のために、コンビニエンスストア、ベーカリー、そば屋といった飲食店や商業施設の充実も進められています。これらの店舗の存在により、通勤・通学の際にちょっとした買い物をしたり、食事を楽しんだりすることが可能になります。
さらに、駅構内の動線も整理され、利用者が迷うことなくスムーズに移動できるようになっています。新しい駅舎とともに、より快適な駅空間が提供されることで、御茶ノ水駅の利便性が大幅に向上します。

2023年12月3日より使用開始された新しい聖橋口駅舎は、 鉄骨造2階建て・延床面積約4,200㎡を誇る新たな駅施設です。従来の御茶ノ水駅には、駅前広場機能が整っていなかったため、駅利用者にとってアクセスの面で課題がありました。しかし、新しい聖橋口駅舎の整備により、駅周辺とのつながりが強化され、利便性が大幅に向上しました。
1階には、新たに開業したベーカリー、そば屋、コンビニエンスストアなどの商業施設があり、駅利用者にとって快適な環境が整えられています。特に、ベーカリーではパンやスープなどの軽食を提供しており、通勤・通学の合間に手軽に食事をとることができます。また、そば屋ではクイックな食事ニーズに対応し、忙しい時間帯でもスムーズに利用できる店舗となっています。
2階については、現在工事が進行中であり、今後さらなる商業施設の開業が予定されています。これにより、御茶ノ水駅の新しい駅舎は、単なる交通拠点ではなく、ショッピングや食事も楽しめる複合的な施設へと進化していきます。

2023年12月3日、新しい聖橋口駅舎内に「エキュートエディション御茶ノ水」がオープンしました。
「こころ、くらし、ととのう」をコンセプトにしたこの施設は、日常の中でリラックスしながら食事や買い物を楽しめる空間を提供しています。
第1期開業エリアとして、パンとスープの専門店、そば屋、コンビニの3店舗がオープンしました。特に、ベーカリーでは、旬の食材を活かしたパンやスープ、スプレッドなど、自分らしい組み合わせで楽しめる商品を提供しています。これにより、朝食や軽食の選択肢が増え、多くの方にとって便利なスポットとなっています。
また、そば屋は、クイックな食事ニーズに対応するため、手軽に本格的なそばを楽しめる店舗として営業しています。これにより、駅利用者が短時間で食事を済ませたい場合でも、手軽に美味しいそばを味わうことができます。
さらに、当初計画では2024年度末に、2階部分に10店舗以上が新たにオープン予定であり、より多彩な飲食・ショッピング施設が加わることになります。今後の展開に期待が高まり、御茶ノ水駅がより魅力的なエリアへと進化していくことが期待されています。
最終更新日:2025年2月27日