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柏の葉キャンパス 136街区に日本製鋼所の新たな研究開発拠点「株式会社日本製鋼所中央研究所(仮称)」を新設へ!!柏の葉キャンパス イノベーションキャンパス地区の開発も順調に進む!!
リニア中央新幹線開業に合わせて名古屋駅西口に整備される広場「名古屋駅西側駅前広場」!!雲のような形状のクラウド屋根の連続が印象的な空間に!!
2032年度の開業を目指し計画が動き出した「真駒内駅前地区再開発」!!区役所や商業施設、駅前広場などを整備して新たな都市拠点を形成!!
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サトーココノカドーのモデルとなった「イトーヨーカドー春日部店」跡地で大規模マンション計画浮上!!2棟構成、地上15階・総戸数460戸規模に!!
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旧長崎屋帯広店跡地で新たなまちなか拠点として開発が進められる「(仮称)帯広駅南口再開発プロジェクト」!!十勝最大級マンションのほかホテルや商業施設から構成される複合施設に!!
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中野サンプラザ跡地を含む中野駅新北口駅前エリアの再整備事業が再始動!!サウンディング型市場調査を実施へ!!

中野区は、中野サンプラザ跡地を含む中野駅新北口駅前エリアの再整備事業に関して、今後の計画見直しを進めるにあたり、民間事業者との対話を通じて意見やアイデアを収集する「サウンディング型市場調査」を実施すると発表しました。

この取り組みは、白紙となった再整備計画の再構築に向け、現行の市場動向や開発ニーズを把握し、民間の創意を反映させた新たな方針づくりを進めることを目的としています。対象地は旧中野サンプラザや旧区役所などを含む約2.3ヘクタールの広大なエリアで、かつての中野のシンボルがどのように生まれ変わるのか、注目が集まっています。

→中野区 中野駅新北口駅前エリアのまちづくりに係るサウンディング型市場調査を実施します

中野駅新北口駅前エリアの再整備事業の概要

1.中野駅新北口駅前エリア再整備の再始動
中野サンプラザ跡地を含む北口一帯を対象とした再整備事業の再出発。
白紙となった計画を見直し、新たな都市拠点の形成を目指す取り組み。

2.サウンディング型市場調査の実施目的
民間事業者との対話を通じて市場動向や活用アイデアを把握する調査。
再整備に向けた条件整理と優れた事業提案の促進を目的とした仕組み。

3.対象エリアと規模
中野区中野四丁目の一部、約2.3ヘクタールの広大な再整備区域。
旧中野サンプラザ敷地や旧区役所跡地などを含む中心的エリア。

4.参加対象事業者の条件
複合用途開発に実績を持つ企業または企業グループによる参加。
事務所・商業・住宅・ホテル・ホールなどの大規模開発経験を重視。

5.実施スケジュールの流れ
2025年10月から質問受付、12月にサウンディング実施、翌年1月に結果公表。
段階的に進行し、今後の公募条件設定に反映される予定の工程。

6.中野サンプラザ計画の白紙化と背景
建設費高騰により事業費が想定を大幅に上回り、協定解除に至った経緯。
NAKANOサンプラザシティ計画の撤回を経て、再構築を模索する動き。

7.今後の方向性とまちづくりの展望
歩行者ネットワークの強化や広場空間の整備による回遊性の向上。
地域と民間が連携し、「中野らしさ」を継承する新たな都市拠点づくり。


*地上21階、高さ約92m、1973年1月竣工の超高層ビル「中野サンプラザ」

今回のサウンディングは、中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画の見直しにあたって実施されるもので、これまでに得られた知見や計画案を踏まえながら、民間事業者との直接対話によって現実的かつ魅力的なまちづくりの方向性を探るものです。区は、対話を通じて市場の需要動向、開発ポテンシャル、地域特性を活かした事業手法を把握し、今後予定される事業者公募の条件設定に反映させます。

サウンディングの目的は単なる意見聴取にとどまらず、「中野駅新北口エリアが持つ可能性を最大限引き出すための再整備の再定義」にあります。都市拠点としての利便性、文化発信力、地域コミュニティの共存など、多面的な視点から新たな都市像を描き直すことが期待されています。

出典∶中野区

サウンディングに参加できるのは、事務所・店舗・住宅・ホテル・ホールなど、複合用途の大規模開発(1ha以上)に実績を有する企業または企業グループです。グループでの応募も可能であり、代表企業を定めたうえで、構成員全員の役割分担を明確に示すことが求められます。

対象となるのは、「(仮称)中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」として想定されている中野区中野四丁目の一部、約2.3haの区域で、旧中野サンプラザ敷地、旧区役所跡地、清掃車庫跡地、旧東京都第三建設事務所跡地などが含まれます。

このエリアは、区の行政・文化・商業の中心機能が集積していた場所であり、駅前広場や公共空間の整備を含めて、新たな都市活動の核を形成する拠点として期待されています。中野区は、このエリアを「グローバル都市・中野の象徴的エリア」と位置づけており、民間の創造力を活かしたまちづくりを模索しています。

調査のスケジュールは段階的に設定されています。まず、2025年(令和7年)10月21日に実施要領が公表され、同日から質問受付が開始されます。サウンディング実施は12月8日(月)から12月16日(火)にかけて実施される予定です。結果の取りまとめや概要公表、並びにそれを踏まえた方向性の検討は2026年1月下旬に行われる見通しとされています。このスケジュールは、中野区が次段階として進める民間事業者公募の準備工程に直結するもので、今後の都市再生に向けた新たな基礎資料となることが期待されています。

*地上9階、地下2階、1968年9月竣工の旧「中野区役所」跡地

中野サンプラザは1973年に開業し、コンサートやイベント、宿泊など多目的に利用される中野の象徴的施設として長年親しまれてきました。しかし、老朽化や再開発の必要性から2023年7月に閉館。その跡地には、地上62階・高さ約262mの超高層複合施設「NAKANOサンプラザシティ」を中心とする再開発が計画されました。

この計画は野村不動産を代表とするグループが推進していましたが、人件費や資材価格の高騰により、当初想定2,639億円の事業費が900億円以上増加。2024年10月には施行認可申請が取り下げられ、翌2025年3月に協定も解除され、事業は白紙化されました。その後、ツインタワー案など新たな構想が浮上したものの、採算性やスケジュールの再調整が必要とされ、現時点では再検討段階にあります。こうした経緯を踏まえ、今回のサウンディング調査は、白紙となった計画を根本から見直す「リスタートの契機」となります。

*中野サンプラザの背中側の光景

中野駅北口エリアは、JR中央線・東京メトロ東西線が交差する交通の要衝であり、周辺には大学・企業・商業施設が集積する中野の中心的エリアです。今後の再整備では、歩行者ネットワークの拡充、駅前広場と一体化した回遊性の高い空間整備、地域と共に育つにぎわいの創出が重要なテーマとなります。

また、防災性の高い都市インフラ整備、商業・オフィス・住宅・ホテルといった多様な都市機能の調和的配置が検討されており、単なる再開発ではなく「地域資源を活かしたまちの再生」を目指す方針です。
中野区は今後、サウンディングの結果をもとに再整備の方向性を具体化し、改めて民間事業者の公募を行う予定です。地域住民や事業者、行政が一体となり、「中野らしさ」と「未来志向の都市デザイン」を両立させた新しい拠点形成に向けた議論が進められていくでしょう。

最終更新日:2025年10月22日

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