最新の都市開発ニュース
東武アーバンパークライン・大和田駅周辺約50.6haで進められている「大和田特定土地区画整理事業」!!令和8年4月には区域内に大和田小学校が開校へ!!
愛知県が中部国際空港(セントレア)の空港島東側約50haに統合型リゾート(IR)の誘致検討を再開!!大規模MICEや宿泊施設、商業・エンタメ、カジノなどを含む一体整備構想!!
「成田スカイアクセス線」鎌ヶ谷駅~印旛日本医大駅間を複々線化する構想が浮上!!旧成田新幹線計画跡地を活用し、都心~成田空港間の速達性と沿線利便性を大幅強化か!?
大阪府吹田市・万博記念公園駅前の約16.9haで計画が進む「(仮称)万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」!!約1.8万人収容のアリーナを中心としたスポーツ・文化・商業・住宅が融合する複合都市拠点形成へ!!
デザインアンケートが実施されている東武アーバンパークライン・大和田駅「大和田駅の橋上駅舎化および南北自由通路の設置」!!橋上駅舎化のほか駅前広場整備も計画中!!
JR阪和線・津久野駅周辺で大規模な再整備計画「津久野駅周辺再整備」!!市街地住宅の更新による高層住宅建設や駅前広場、自由通路整備などの計画が進む!!
遂に構想が実現へ!!池袋駅東口と西口を高架レベルで結ぶ「池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)」!!2026年度からは概略基本設計に着手予定!!
大阪府堺市北区・中百舌鳥駅で駅前広場と民間施設の整備を行う「中百舌鳥イノベーション創出拠点」!!駅前広場再編と北部エリア活用で描く次世代イノベーション拠点の全体像!!
幕張ベイパーク北側で千葉市立新病院整備事業により建設が進む「千葉市立幕張海浜病院」!!病床数349床の高度総合医療施設が2026年秋開院へ!!
三菱電機が半導体・EV需要拡大に対応する累計約555億円の大型投資!!愛知県尾張旭市で建設が進む「三菱電機名古屋製作所尾張旭地区 新生産棟」!!
歴史的建造物と高層ビルが融合! 都市開発マニアが案内する「丸の内建築ツアー」 が丸の内LOVE WALKERに掲載!!第27回 丸の内の正統派超高層ビルの足元には地下ダンジョンの極楽が潜んでいた…!「丸の内永楽ビルディング」
幕張ベイパークで建設が進む2026年4月開校の「千葉市立幕張若葉小学校」!!最大27学級対応のセミオープン校舎とメディアセンターを備える!!
神奈川県海老名市・小田急線南側約6.7haで進む複合開発「中新田丸田地区土地区画整理事業」!!戸建住宅とマンション、商業施設、公園を新たに整備へ!!
新舞子の海岸線沿いに名鉄都市開発の複合施設「(仮称)知多市新舞子計画新築工事」!!伊勢湾を一望できる新たな拠点形成へ!!
四国最大のターミナル駅・松山市駅の駅前広場を整備する「松山市駅前広場整備」!!大屋根新設や電停移設など洗練された交通結節空間が誕生へ!!
和歌山市民会館跡地で計画が進む多機能複合施設「旧和歌山市民会館活用事業」!!令和8年度内の事業契約締結、令和12年頃の供用開始を目指す!!
東急東横線・目黒線の新丸子駅で行われている「新丸子駅リニューアル工事」!!ホーム屋根の延伸工事や外壁、コンコースの刷新などが進む!!
西武新宿線・上石神井駅周辺で計画が進む「上石神井駅周辺のまちづくり」!!高架化や再開発、外環の2都市計画道路整備、車両基地再編後の土地利用誘導など複合的な大規模まちづくり!!
名作「坊っちゃん」の舞台で夏目漱石ゆかりの旧制松山中学校の跡地「NTT松山一番町プロジェクト」!!オフィスやマンションから構成される複合開発に!!
ささしまライブ24・中川運河堀止エリアに「NAKAGAWA CANAL DOORS(ナカガワ キャナル ドアーズ)」が令和8年6月18日(木)開業!!親水空間を活かした名古屋新都心の新たな“扉”に!!

虎ノ門駅北側の日土地ビル一帯の「虎ノ門霞が関地区」で再開発計画浮上!!

東京都千代田区霞が関と港区虎ノ門にまたがる「虎ノ門霞が関地区」で、第一種市街地再開発事業に向けた準備組合が設立されました。区域内には中央日本土地建物が保有する「日土地ビル」を含み、同社の本社機能なども位置しています。老朽化した建物の更新とエリア全体の再編が見込まれ、今後の虎ノ門エリアにおける国際的ビジネス拠点の形成に寄与する再開発として注目されます。なお、具体的な建物の規模やスケジュールは現時点では未定です。

→建設通信新聞 日土地ビル一帯を再開発/虎ノ門霞が関に準備組合/事業協力者は中央日土地
→港区 新橋・虎ノ門地区まちづくりガイドライン
→内閣府 第18回 東京都都市再生分科会 都市再生特別地区(虎ノ門一丁目東地区)都市計画(素案)の概要

虎ノ門霞が関地区の概要

1. 再開発の概要と準備組合の設立
東京都千代田区霞が関一丁目と港区虎ノ門一丁目にまたがる約1.2haの区域で、第一種市街地再開発事業に向けた準備組合が設立された。
事業協力者には中央日本土地建物が参画し、同社の本社機能が入る「日土地ビル」も区域に含まれる。

2. 日土地ビルと再開発対象区域
区域は経済産業省の南側、文部科学省の東側に位置し、面積は宅地約7320㎡と道路など約4680㎡。日土地ビルは1974年竣工の地上17階、地下2階建てで、延床面積は35,791㎡にのぼる。

3. 周辺で進む解体工事と区道の廃止
区域内では東洋不動産保有のビルが解体中で、2025年7月中旬の完了を予定。加えて、再開発に伴い千代田区が区道の廃止を計画しており、土地利用の再編が進む。

4. 都市計画とまちづくりビジョン
千代田区の都市計画マスタープランでは、歴史や文化と調和した官庁街の整備が目指されている。今回の再開発も、緑やにぎわいのある複合市街地の形成を目指す方針と合致する。

5. 虎ノ門エリアの開発方針
港区は「新橋・虎ノ門地区まちづくりガイドライン」で、国際的ビジネス・交流拠点の形成を掲げている。
業務・交流機能や災害対応力の強化、快適な街路空間の創出が重点施策とされている。

6. 新橋西エリアとの連携と地域特性
新橋と虎ノ門の間にある新橋西エリアでは、スタートアップや中小オフィスの集積が進む。緑化や歩行者ネットワーク整備を通じた地域活性化と連携強化が期待されている。

7. 周辺開発との相乗効果:TORANOGATE
南側では地上29階建ての「TORANOGATE」が建設中で、業務・商業・交流機能を備える。今回の再開発と合わせて、虎ノ門の国際性と都市機能のさらなる高度化が見込まれる。


再開発が予定されているのは、千代田区霞が関一丁目および港区虎ノ門一丁目にまたがる約1.2ヘクタールの区域です。このエリアは、経済産業省の南側、霞が関コモンゲートの東側に位置し、霞が関の官庁街と虎ノ門のビジネス街が交差する戦略的立地にあります。区域内の用途地域は商業地域で、建ぺい率80%・容積率800%と高度な土地利用が可能な設定です。中核となる日土地ビルは、地上17階、地下2階、高さ72.35m、延床面積3万5,791㎡、1974年8月竣工の超高層オフィスビルであり、老朽化に伴い更新の必要性が指摘されてきました。

本再開発事業の中核企業となるのが中央日本土地建物です。同社は区域内に位置する日土地ビルを所有しており、グループの本社機能も入居しています。こうした資産の再構築を含め、再開発に積極的に関与する方針を示しており、2025年時点で準備組合が正式に設立されたことで、今後の都市計画決定や権利変換に向けた動きが本格化すると見られます。なお、区域内では既に東洋不動産が保有するビルの解体工事も進行中であり、再開発の準備が着々と進んでいます。

虎ノ門エリアは、虎ノ門ヒルズや新橋駅周辺など、国際ビジネス拠点の集積地と連続した都市構造を形成しており、広域的な交通ネットワークの整備や、災害に強い都市基盤の構築が進められています。新橋・虎ノ門地区まちづくりガイドラインでは、本エリアを「世界都市東京の一翼を担う国際的なビジネス・交流拠点」と位置付け、オフィス・交流施設・生活支援施設の機能集積や、エネルギーの面的ネットワーク(CEMS)の構築などが求められています。今回の再開発も、この方針に沿った形で高度な都市機能の導入が期待されます。

出典:内閣府
出典:内閣府

虎ノ門周辺は従来、幅員の狭い道路やオープンスペースの不足といった課題を抱えていました。再開発事業では、建築物低層部へのにぎわい施設の誘導や、連続したオープンスペースの確保、緑豊かな街路空間の創出が重点的に進められる見通しです。また、千代田区は区域内の区道を廃止する方針を示しており、より一体感のある街区構成を目指しています。

隣接して建設が進む地上29階建ての「TORANOGATE(トラノゲート)」との連携により、虎ノ門駅北側の都市景観や歩行者環境の大幅な改善が期待されています。また、TORANOGATE(トラノゲート)建設に合わせて、外堀通り直下には東西に貫く地下歩行者通路の整備も計画されています。これにより、虎ノ門駅から虎ノ門ヒルズ方面へと続く地下歩行者ネットワークが外堀通りの北側まで延伸され、既存の地下ネットワークと接続される予定です。さらに、今回計画が浮上した「虎ノ門霞が関地区」との接続も行われる可能性もあり、現段階では霞ヶ関駅側の地下通路網と接続される可能性は低いものの、虎ノ門エリア全体での歩行者ネットワーク拡充にも注目が集まります。

関連記事→TORANOGATE (トラノゲート)

最終更新日:2025年5月30日

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