SUPERYACHT BASE KOBE(スーパーヨットベース神戸)は、兵庫県神戸市中央区新港町の神戸港ウォーターフロントエリアに整備される、スーパーヨットの受け入れ・長期滞在拠点です。神戸市と民間事業者の官民連携によって進められるプロジェクトで、大型スーパーヨットの係留施設を中心に、クラブハウス、レストラン、カフェ、オーナーズラウンジなどを整備し、国内外から人・文化・ビジネスを呼び込む「海の劇場型マリーナ」の創出を目指すものとしています。
2027年春にマリーナの一部開業、2028年に複合施設を含む全面開業を予定しており、世界のスーパーヨット需要を神戸港に取り込むとともに、海洋観光の振興や地域経済の活性化、ウォーターフロントの新たな魅力創出につなげる狙いです。
スーパーヨットベース神戸の概要
1.神戸港ウォーターフロントの新たなマリーナ
神戸市中央区新港町の新港突堤西地区に整備される、スーパーヨットの受け入れ・長期滞在拠点
海洋観光の振興と国際交流を促進する、官民連携によるウォーターフロント開発
2.大型スーパーヨットの受け入れ機能
国内外から訪れる大型スーパーヨットに対応する係留施設やビジターバースの整備
専用コンシェルジュなどによる、船舶オーナーやゲスト、クルー向けの滞在サービス
3.クラブハウスなどの複合施設
クラブハウス、レストラン、カフェ、オーナーズラウンジ、イベントスペースなどの整備
海辺のプロムナードや回遊デッキ、展望テラスを備えた交流・滞在空間の創出
4.2027年春の一部開業と2028年の全面開業
2027年春に予定されるマリーナの一部開業と、大型スーパーヨットの受け入れ開始
2028年に予定されるクラブハウスや飲食施設などを含めた全面開業
5.海洋観光と地域経済の活性化
宿泊・飲食・ショッピングなどへの消費波及と、国内外からの高付加価値旅行者の誘致
神戸を起点とする淡路島・小豆島・高松・尾道など、瀬戸内海の広域クルージングネットワークの形成
6.GLION ARENA KOBE・TOTTEI PARKとの連携
最大約1万人を収容するGLION ARENA KOBEと、緑の丘やイベント空間を備えたTOTTEI PARK
スポーツ・音楽・飲食・海洋観光が連携する、新港突堤エリアの集客力と回遊性の向上
7.神戸ウォーターフロントの新たな魅力創出
スーパーヨット、スポーツ、音楽、飲食、緑地を組み合わせた国際的な交流・観光拠点の形成
港湾空間を活用したにぎわいの創出と、神戸の都市ブランド向上・地域活性化への貢献

スーパーヨットベース神戸は、神戸市中央区新港町の新港突堤西地区に位置し、新港第1突堤と第2突堤の間の水域を活用して整備される大型艇に特化したマリーナです。神戸市が進めるウォーターフロント再開発の一環として、港の水域と周辺の緑地空間を一体的に活用し、船舶の受け入れ機能と海辺のにぎわい創出を両立させます。
事業の整備・運営は、7社の共同出資によって設立されたSUPERYACHT BASE KOBE株式会社が担います。自動車関連事業をはじめ、飲食、宿泊、ブライダル、文化など幅広い分野で事業を展開するG LION GROUPを中心に、各社の知見や強みを生かした施設運営を進め、神戸港の新たな国際交流拠点の形成を目指すものとしています。


本施設では、国内外から訪れる大型スーパーヨットを受け入れる係留施設やビジターバースを整備し、船舶のオーナーやゲスト、クルーが安心して滞在できる環境を構築します。専用コンシェルジュによるサービスやホスピタリティ機能を備えることで、単に船舶を係留するだけでなく、滞在中の快適性や利便性を高めたマリーナを目指す計画です。
陸域には、クラブハウスをはじめ、レストラン、カフェ、オーナーズラウンジ、イベントスペースなどを整備するものとしています。さらに、海辺のプロムナードや回遊デッキ、展望テラスなどを設け、海を眺めながら散策や休憩を楽しめる空間を創出します。港の水域と緑地、飲食・交流機能を一体化することで、スーパーヨットの利用者だけでなく、市民や観光客も海辺の魅力を体験できる拠点となることが期待されます。


SUPERYACHT BASE KOBEは、施設の機能を段階的に整備する計画で、2027年春にマリーナの一部開業を予定しています。最初の段階では、海域における係留施設の供用を開始し、大型スーパーヨットの受け入れをスタートします。これにより、神戸港を国内外のスーパーヨットが利用する新たな寄港・滞在拠点として活用していきます。
続いて2028年には、クラブハウスやレストラン、カフェ、ラウンジなどの複合施設を含めた全面開業を予定しています。マリーナと陸域の施設を一体的に運営することで、滞在型観光や飲食、交流、イベントなど多様な利用を促進します。なお、開業時期や施設の詳細は今後の整備状況などによって変更となる可能性があります。


本事業では、スーパーヨットを単なる船舶ではなく、観光や文化交流、ビジネスを生み出す地域の資産として位置付けています。スーパーヨットのオーナーやゲスト、クルーが神戸に長期滞在することで、宿泊、飲食、ショッピング、観光など幅広い分野での消費が期待されます。国内外から高付加価値旅行者を誘致し、神戸市内での滞在時間や交流人口の増加を通じて、地域経済の活性化につなげます。
また、神戸港を世界と瀬戸内海を結ぶ海の玄関口として位置付け、淡路島、小豆島、高松、尾道など、瀬戸内各地と連携したクルージングネットワークの形成を目指します。神戸を起点とする広域観光ルートを構築することで、周辺地域への周遊を促進し、瀬戸内海全体の観光需要の創出を図ります。マリーナ周辺では、港湾環境整備計画制度「みなと緑地PPP」を活用し、緑地の維持管理と飲食施設などの運営を一体的に進める計画で、継続的なにぎわいの創出も目指しています。

神戸港の新港第2突堤では、最大約1万人を収容する多目的アリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」と、隣接する緑地空間「TOTTEI PARK(トッテイパーク)」の整備が進められ、ウォーターフロントの新たな集客拠点が形成されています。GLION ARENA KOBEは、プロバスケットボールをはじめとするスポーツイベントや音楽ライブ、各種エンターテインメントなどに対応する施設で、2025年4月に開業しました。スポーツや音楽を通じて国内外から人々を集め、神戸の新たなランドマークとして機能しています。
一方、TOTTEI PARKは、アリーナと一体的に利用できる公園・交流空間です。園内の「TOTTEI PARK 緑の丘」は、屋根を階段状に緑化した特徴的な施設で、展望スペースや飲食施設、イベントなどに活用できる空間を備えています。海や六甲山系の景観を楽しみながら過ごせる場所として、アリーナでのイベント開催時だけでなく、日常的な憩いの場としても活用が期待されています。

SUPERYACHT BASE KOBEは、こうした新港第2突堤のアリーナ・公園整備とともに、神戸港の水域や周辺緑地を活用して海辺の魅力を高めるプロジェクトです。スポーツや音楽、飲食、緑地での滞在、スーパーヨットを起点とした国際観光など、異なる機能が連携することで、神戸ウォーターフロント全体の回遊性と集客力の向上が期待されます。港湾空間を物流中心の場所から、観光・文化・交流を生み出す都市空間へと転換し、国内外から人々が訪れ、海辺で過ごせる新たな神戸の魅力づくりにつながる計画です。
最終更新日:2026年10月26日