最新の都市開発ニュース
香川県丸亀市・丸亀城北側一帯に都市拠点を形成する「丸亀市大手町地区4街区南街区再編整備」!!新市民会館のTHEATRE MAdo(シアターマド)も令和8年9月6日に開館へ!!
東京都東村山市・興和 東京創薬研究所跡地で建設が進む複合開発「(仮称)東村山市野口町計画新築工事」!!ベイシアを核としたSCと大規模マンション建設へ!!
名鉄名古屋本線の名鉄岐阜駅~岐南駅間を高架化する「名鉄名古屋本線加納駅・茶所駅付近連続立体交差事業」!!加納駅と茶所駅は廃止され統合駅を新設へ!!
東武アーバンパークライン・大和田駅周辺約50.6haで進められている「大和田特定土地区画整理事業」!!令和8年4月には区域内に大和田小学校が開校へ!!
愛知県が中部国際空港(セントレア)の空港島東側約50haに統合型リゾート(IR)の誘致検討を再開!!大規模MICEや宿泊施設、商業・エンタメ、カジノなどを含む一体整備構想!!
「成田スカイアクセス線」鎌ヶ谷駅~印旛日本医大駅間を複々線化する構想が浮上!!旧成田新幹線計画跡地を活用し、都心~成田空港間の速達性と沿線利便性を大幅強化か!?
大阪府吹田市・万博記念公園駅前の約16.9haで計画が進む「(仮称)万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」!!約1.8万人収容のアリーナを中心としたスポーツ・文化・商業・住宅が融合する複合都市拠点形成へ!!
デザインアンケートが実施されている東武アーバンパークライン・大和田駅「大和田駅の橋上駅舎化および南北自由通路の設置」!!橋上駅舎化のほか駅前広場整備も計画中!!
JR阪和線・津久野駅周辺で大規模な再整備計画「津久野駅周辺再整備」!!市街地住宅の更新による高層住宅建設や駅前広場、自由通路整備などの計画が進む!!
遂に構想が実現へ!!池袋駅東口と西口を高架レベルで結ぶ「池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)」!!2026年度からは概略基本設計に着手予定!!
大阪府堺市北区・中百舌鳥駅で駅前広場と民間施設の整備を行う「中百舌鳥イノベーション創出拠点」!!駅前広場再編と北部エリア活用で描く次世代イノベーション拠点の全体像!!
幕張ベイパーク北側で千葉市立新病院整備事業により建設が進む「千葉市立幕張海浜病院」!!病床数349床の高度総合医療施設が2026年秋開院へ!!
三菱電機が半導体・EV需要拡大に対応する累計約555億円の大型投資!!愛知県尾張旭市で建設が進む「三菱電機名古屋製作所尾張旭地区 新生産棟」!!
歴史的建造物と高層ビルが融合! 都市開発マニアが案内する「丸の内建築ツアー」 が丸の内LOVE WALKERに掲載!!第27回 丸の内の正統派超高層ビルの足元には地下ダンジョンの極楽が潜んでいた…!「丸の内永楽ビルディング」
幕張ベイパークで建設が進む2026年4月開校の「千葉市立幕張若葉小学校」!!最大27学級対応のセミオープン校舎とメディアセンターを備える!!
神奈川県海老名市・小田急線南側約6.7haで進む複合開発「中新田丸田地区土地区画整理事業」!!戸建住宅とマンション、商業施設、公園を新たに整備へ!!
新舞子の海岸線沿いに名鉄都市開発の複合施設「(仮称)知多市新舞子計画新築工事」!!伊勢湾を一望できる新たな拠点形成へ!!
四国最大のターミナル駅・松山市駅の駅前広場を整備する「松山市駅前広場整備」!!大屋根新設や電停移設など洗練された交通結節空間が誕生へ!!
和歌山市民会館跡地で計画が進む多機能複合施設「旧和歌山市民会館活用事業」!!令和8年度内の事業契約締結、令和12年頃の供用開始を目指す!!
東急東横線・目黒線の新丸子駅で行われている「新丸子駅リニューアル工事」!!ホーム屋根の延伸工事や外壁、コンコースの刷新などが進む!!

沼津駅前の旧西武百貨店跡地で店舗や地域貢献施設、広場などからなる「沼津駅周辺のまちづくり推進」が始動!!まちのスキマを埋める賑わいある都市再生へ!!

静岡県沼津市のJR沼津駅南口エリアで、都市再生に向けた新たな再開発プロジェクトが始動しました。独立行政法人都市再生機構と、株式会社フィル・カンパニーを中心とした民間企業4社、および静岡県沼津市が、2025年6月に「沼津駅周辺のまちづくり推進に関する事業パートナー協定」を締結。かつての賑わいを担っていた旧西武百貨店跡地に、新たな拠点施設と多機能な広場を整備することで、駅前に再び人が集い、交流する活気あふれる都市空間の創出を目指します。

この協定は、民間の創造力と公共の資源を融合させるPPP(官民連携)の枠組みで進められ、空間の再活用だけでなく、地域課題の解決や継続的なまちの活性化にも貢献する意義ある取り組みです。

→株式会社フィル・カンパニー 沼津駅周辺のまちづくり推進に関する事業パートナー協定締結のお知らせ
→沼津市 沼津市中心市街地まちづくり戦略

沼津駅周辺のまちづくり推進の概要

1. プロジェクトの発足背景と目的
UR都市機構が所有する旧西武百貨店跡地の有効活用を目的に、公募を通じて選定された4社が沼津市・URと連携し、「まちのにぎわい創出」に向けて官民連携で再開発を進めるものです。

2. 三者協定の意義と特徴
2025年6月、UR都市機構・沼津市・民間事業者4社による事業パートナー協定を締結。PPP(官民連携)により、地域課題の解決と活性化を同時に実現する長期的な都市再生を目指します。

3. 整備される施設と広場の内容
敷地内には、店舗機能と地域活動機能を持つ複合施設と4つの広場(待合広場・階段広場・芝生広場・ピロティ広場)を整備。多機能で誰もが使いやすい交流空間を創出します。

4. 4社による役割分担

  • フィル・カンパニー:事業全体統括と店舗部の運営
  • フィル・コンストラクション:施設の設計・監理
  • ブルースタジオ:広場設計と全体コンセプト監修
  • 加和太建設:地域連携とまちづくり活動

5. 立地と計画地の特徴
駅徒歩1分という好立地に加え、831㎡の敷地のうち400㎡を店舗エリアとして活用。鉄道高架化の過渡期に柔軟な土地活用を行い、今後の駅前整備にもつなげます。

6. 地域共創による持続可能なまちづくり
単なる施設開発にとどまらず、テナント募集や市民団体との協働を通じて、地域とともに場を育てる「共創型まちづくり」が進められます。

7. 今後の展望と意義
このプロジェクトは、フィル・カンパニーのノウハウを活かした「まちのスキマを埋める」取り組みとして位置づけられ、にぎわいの再生と都市機能の強化、そして地域の未来につながる新たなモデルを構築します。


出典:株式会社フィル・カンパニー

今回の取り組みは、UR都市機構が実施した「沼津駅南口のUR都市機構保有地の活用に関する事業パートナー(土地利用事業者)」の公募によって始まりました。駅南口に位置する旧西武百貨店跡地は、長らく未活用状態にあり、市民からも活用を望む声が上がっていた場所です。

これを受け、UR都市機構は地域のにぎわいを再構築するため、最適な土地活用を提案できる民間事業者の選定を実施。その結果、フィル・カンパニーを代表とする4社で構成された事業者グループが選ばれ、沼津市およびURとの三者協定が実現しました。この協定は単なる開発にとどまらず、まちの未来像を共有し、ともに実現するための合意であり、長期的な地域価値の向上を見据えたものです。

出典:株式会社フィル・カンパニー

本プロジェクトの中心となるのが、旧西武百貨店跡地に建設される複合施設と4つの個性豊かな広場です。施設は「店舗部」と「地域貢献部」に分かれ、前者では飲食や物販などのサービスを提供し、後者では地域活動やイベントの拠点として機能する計画です。

さらに、敷地内には人々の滞在と交流を促すために、それぞれ異なる機能を持つ広場が4つ設けられます。待合広場ではバスターミナルと連携し交通利用者の利便性を向上。階段広場では大階段を介して2階テラスと接続し、立体的な空間構成を演出。芝生広場は緑に囲まれたくつろぎの中庭となり、ピロティ広場では全天候型スペースとして雨天でもイベントが開催可能です。

それぞれの空間は、駅からの視認性や回遊性を意識した設計となっており、商店街など周辺の商業施設とも連動しながら、新たな生活・交流のハブとして機能することが期待されています。

出典:株式会社フィル・カンパニー

プロジェクトに携わる4社はいずれも都市空間づくりや地域連携に豊富な実績を持ち、各社の強みを活かしながら分担・連携しています。

  • 株式会社フィル・カンパニー(東京都中央区):本事業の代表企業として全体統括を担い、主に店舗部の企画・運営に取り組みます。「まちのスキマを創造で満たす」という理念のもと、空間を時間的・機能的に最適活用する提案力が評価されました。
  • 株式会社フィル・コンストラクション(東京都中央区):複合施設の設計・監理を担当し、建築面からまちづくりを支援。地域に根ざした施設となるよう、安全性・快適性にも配慮した設計がなされます。
  • 株式会社ブルースタジオ(東京都中央区):広場の設計および全体コンセプトの監修を担当。多様な人々が集える空間づくりに定評があり、街に新しい風景をもたらします。
  • 加和太建設株式会社(静岡県三島市):地域連携・まちづくり活動をリードし、地元との橋渡し役を担います。施工業務のみならず、地域資源の再発見やネットワーク構築にも積極的です。
出典:株式会社フィル・カンパニー

整備対象地は、JR沼津駅南口から徒歩1分という極めてアクセス性の高い立地にあります。敷地面積は約831㎡で、そのうち約400㎡を店舗エリアとして活用。残りは広場や公共的空間として整備される予定です。

この再開発は、鉄道の高架化による駅前整備の“過渡期”という時間的な「スキマ」を前向きに捉え、今だからこそ実現できる柔軟な土地活用として評価されています。また、周辺の緑と調和した景観づくりや、訪れる人が自然と回遊したくなる導線設計にも工夫が凝らされる予定です。

*2025年頃撮影の現地の様子

このプロジェクトは、施設や広場の整備にとどまらず、「地域と共に育てていく場」として運用されることを目指しています。今後、テナント事業者を募集し、地域課題に取り組む姿勢を持った事業者や、イベント運営などを担う市民団体との連携も進めていきます。

また、フィル・カンパニーがこれまで各地で展開してきた「フィル・パーク」のノウハウを活かし、まちの空間的・時間的“スキマ”に価値を見出す取り組みを展開。UR都市機構や沼津市と一体となって、短期的な施設運営から将来的な駅前整備の土台づくりまで、息の長い地域貢献を視野に入れています。

沼津市中心市街地まちづくり戦略
出典:沼津市

沼津市は、沼津駅周辺総合整備事業の本格的な展開を契機に、中心市街地をヒト中心の魅力的な空間へと再構築するため、「沼津市中心市街地まちづくり戦略」を策定しました。本戦略では、①公共空間の再編による人にやさしい都市空間の創出、②鉄道跡地や高架下を活用した拠点形成、③スポンジ化に対応したまちなか居住と環境の質的向上、④沼津港など周辺地域資源との連携強化という4つの方針を掲げています。

駅前広場の歩行者空間化や南北市街地の一体化、歩行者回遊動線の整備、都市型住宅の立地促進、防災機能を持つ公園の整備など、多様な視点から都市の魅力と利便性を高め、にぎわいと居住性を両立させた新たな都市の顔づくりを目指します。既存計画を踏まえつつ、市民や来街者が集い、交流し、快適に暮らせるまちの実現に向け、段階的に施策を展開していくものとされています。

最終更新日:2025年6月28日

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