劇団四季の名古屋拠点である「名古屋四季劇場」が、2026年7月に名古屋市熱田区へ移転・開業することが決定しました。新劇場は現劇場と同じ名称を継承しつつ、新天地での第一歩を踏み出します。こけら落とし公演には、劇団四季の代表作「オペラ座の怪人」が選ばれ、名古屋の観客を再び魅了します。
→劇団四季 名古屋・熱田の新劇場「名古屋四季劇場」、26年7月オープン決定!こけら落とし公演は『オペラ座の怪人』
名古屋四季劇場の概要
- 開業時期
新劇場は2026年7月、名古屋市熱田区三本松町にオープン予定。 - こけら落とし公演
こけら落とし作品は、劇団四季の代表作『オペラ座の怪人』に決定。 - 劇場名称と所在地
名称は現行と同じ「名古屋四季劇場」を継続し、「名古屋四季劇場[熱田]」として区別。所在地は名古屋市熱田区三本松町101番20。 - 現劇場の閉館時期
現・名古屋四季劇場(中村区名駅南)は、2026年2月23日の『マンマ・ミーア!』千秋楽をもって閉館予定。 - 劇団四季と名古屋の関係
名古屋は1966年以降、劇団四季にとって重要な活動拠点であり、現在では年間25万人以上が来場する地域。 - 新劇場の建設スケジュール
2025年3月着工、2026年5月竣工予定。約1年強の建設期間で完成を目指す。 - 地域への期待
新劇場は中京圏の観客に演劇の感動を届ける場として、名古屋の演劇文化をさらに活性化することが期待されている。

劇団四季は「文化の東京一極集中是正」を理念に掲げ、1966年の『オンディーヌ』を皮切りに、約60年にわたり名古屋での演劇活動を展開してきました。キャッツ・シアターや名古屋ミュージカル劇場など、各地の専用劇場で多くの名作を上演し、現在では年間25万人以上の来場者を誇るなど、名古屋は劇団四季にとって欠かせない拠点となっています。

新劇場は名古屋市熱田区三本松町に建設され、2025年3月着工、2026年5月竣工、同年7月にグランドオープン予定です。現・名古屋四季劇場(中村区名駅南)の土地契約満了に伴う移転であり、新劇場も引き続き「名古屋四季劇場」と名乗りつつ、地名を付して「名古屋四季劇場[熱田]」と呼ばれます。最新設備を備え、演劇の感動をさらに深く届ける場として期待されています。

現・名古屋四季劇場では、2025年10月からミュージカル『マンマ・ミーア!』が上演され、2026年2月23日の千秋楽をもって閉館となります。そして新劇場のこけら落としには、劇団四季の名作『オペラ座の怪人』が選ばれました。この公演を皮切りに、名古屋の観客へさらなる演劇の感動が届けられることになります。
最終更新日:2025年6月30日