名古屋市は、名古屋副都心に立地する金山総合駅の北側一帯に位置している「アスナル金山エリア再整備事業」において、事業協力者の募集を開始しました。市は、市有地と民有地を共同で開発し、新たな劇場の整備を含む駅前複合施設を中心とした駅前空間の整備や、金山総合駅と新たな劇場をつなぐ空間の形成などの検討を進めています。
事業協力者の募集は、2024年11月1日から12月19日まで受付を行い、提案書類の受付期間は2025年2月6日から12日です。審査結果は2025年3月下旬以降に発表予定で、募集要項の説明会は11月12日に開催されます。
計画の概要
- 名古屋市はアスナル金山エリアの再整備事業協力者を募集しており、市有地と民有地の共同開発による劇場や商業施設などの整備を目指しています。
- 事業協力者の応募受付期間は2023年11月1日から12月19日までで、提案書類の受付は2025年2月6日から12日です。審査結果は2025年3月下旬以降に公表予定です。
- 事業協力者には、2014年度以降の市街地再開発や駅周辺での大規模施設開発などの実績が求められ、企業グループでの応募も認められています。
- 再整備の対象範囲はアスナル金山街区、金山1丁目12番街区、および周辺道路を含む約3.6ヘクタールです。
- 市有地と民有地の交換を行い、市街地再開発事業を通じて地域全体の開発が進められる計画です。
- 基本計画には、駅前複合施設や公共施設の整備案の検討、周辺道路や交通ターミナルの再整備計画が含まれます。
- この再整備事業は、「人・文化・芸術とともに育つまち」をコンセプトに、多様な人が集い交流できる駅前のにぎわい創出を目的としています。
- 2025~2026年度に基本計画を策定し、2026年度には民間参画者を選定、順調に進めば2032年度以降の事業着手を目指しています。
再整備の対象範囲は、アスナル金山街区と金山1丁目12番街区およびその周辺道路を含む約3.6ヘクタールです。市と民間の土地を交換し、市街地再開発事業での開発を計画しています。
応募資格には、過去10年以内に完了した地区面積1.5ha以上の大規模な再開発事業や駅隣接エリアでの開発経験、業務施設を含む複合用途で高さ100m以上、または延床面積5万平方メートル以上の大規模建築物の設計、500席以上の劇場設計経験などが含まれます。企業グループでの応募も可能で、要件を構成員全体で満たせばよいとされています。
再整備基本計画は、駅前複合施設や公共施設の整備案、道路計画の策定などを含み、2年間をかけてまとめられる予定です。計画には、市の基本方針「人・文化・芸術とともに育つまち」を踏まえ、多様な人々が集う場づくりが求められます。
今後のスケジュールでは、2025〜2026年度に再整備基本計画を策定し、2026年度に民間参画者を選定、順調に進めば2032年度以降に事業着手が予定されています。
「機能配置」のイメージです。
「位置図」です。
最終更新日:2024年11月5日