都市開発ニュース
新舞子で建設が進む韓国発の世界的人気施設「Arte Museum Nagoya(アルテミュージアムナゴヤ)」!!新舞子の海辺に東海最大級のイマーシブ空間が誕生!!
遂に着工した羽田空港隣接の約3.3haに広がる都市公園「(仮称)羽田空港公園」!!飛行機を間近に望む芝生広場やパデルコートを整備!!
南渡田北地区にスーパーマーケット・ベルク進出「(仮称)川崎南渡田町計画」!!国内最大級の次世代リサーチパークの建設も進む!!
幡ヶ谷の旧オリンパス本社跡地で進む総戸数430戸の大規模マンション計画「(仮称)渋谷区幡ヶ谷二丁目計画新築工事」!!三井不動産レジデンシャルと日鉄興和不動産により2026年9月下旬に着工へ!!
Swingがデザインコンセプトの大屋根のある駅舎を整備する「西武球場前駅リニューアル」!!狭山丘陵の風や野球観戦の熱気、人々の感情の揺らぎを表現!!
ビルの壁面にくっついた屋外階段が特徴的な「Ave.Takanawa(アベニュータカナワ)」!!品川駅高輪口エリアの未来を切り開く先駆的プロジェクト!!
閉店した旧ベスト電器福岡本店跡地で再開発が本格化 「ベスト電器福岡本店・みすず庵共同ビル建て替え」!!天神ビッグバンが進む天神中心部でホテルを中心とした新たな大型プロジェクト!!
千葉県大網白里市・大網駅南側一帯約18haで新たな開発構想が進む「大網駅南地区まちづくり」!!自然と調和した駅前集約型コンパクトシティ実現へ!!
ミキプルーンで有名な古代遺跡風の「三基商事ビル」など計6棟を解体する「渋谷三丁目9番地上解体工事」!!総延べ1.3万㎡超の街区を一体開発へ!!
幕張本郷にプラウドシティか!?遂に現地にお知らせ板が掲示された「(仮称)習志野市鷺沼4丁目計画新築工事」!!総戸数500~700戸クラス×2街区!!
旧こどもの城跡地などで計画が進む未来の文化・交流拠点「神宮前五丁目地区まちづくり事業」!!中央図書館移転を核とした約3.8haの大規模再開発!!
越中島が倉庫街から湾岸エリアの新たな複合都市へ進化する「越中島開発グランドビジョン」!!2034年度以降の供用開始を目指す壮大な計画!!
さいたま新都心駅直結の複合施設「ekismさいたま新都心」!!北斗星ルームもある賃貸住宅のほか商業や共創拠点を一体開発!!
歩道橋(南北接続デッキ)が開通した「長崎駅東口駅前広場」!!西九州新幹線時代の新たな長崎の玄関口として令和9年夏頃完成へ!!
駅前広場再整備や駅北側への東西自由通路の新設などが計画されている「蒲田駅周辺再編プロジェクト」!!駅・まち一体の大規模再編が本格化!!
渋谷サクラステージと渋谷ストリームを結ぶ「渋谷駅南口橋上駅舎」!!新南改札に駅ナカも開業し、2027年完成へ向け整備進展!!
イオンモール上尾の目の前で2つの大規模マンション計画が進行中!!総戸数700~800戸規模の「スーパーバリュー上尾愛宕店跡地」と総戸数114戸の「戸田建設上尾寮跡地」がマンションに!!
茨城県守谷市・ニトリやヨークベニマルも進出予定の「新守谷駅周辺土地区画整理事業」!!駅周辺13.5haの大規模開発が始動!!
佐賀駅前・旧西友駐車場跡地の再開発が本格始動「佐賀駅周辺整備事業」!!ホテル誘致や駅前再生で県都の玄関口が大変貌へ!!
TX柏の葉キャンパス駅周辺約273haで進む大規模都市開発「柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業」!!スマートシティ開発やイノベーション拠点整備、都市軸道路・公園整備などが進む!!

海浜幕張の千葉マリンスタジアムを幕張豊砂へ新設移転する「千葉マリンスタジアム再整備基本構想」!!新たなスタジアムを核としたウォーカブルなまちづくりも展開へ!!

千葉市は2025年9月4日、千葉マリンスタジアムの再整備に関する「基本構想」を策定し、公表しました。本構想は、現スタジアムが竣工から35年を経過して老朽化や機能面の更新が課題となっていることを受け、幕張新都心のさらなる発展を見据えて策定されたものです。

再整備の目的は、単なる施設更新にとどまらず、新たなスタジアムを核としたまちづくりや地域経済の活性化、市民・来訪者の体験価値向上を目指す点にあります。基本構想では、再整備の方向性、事業実現に向けた方策、今後の進め方と想定スケジュールの3つの柱で構成され、幕張メッセ駐車場を建設予定地とする理由や屋外型スタジアムの選定理由、導入機能や概算事業費、再整備による経済・社会効果についても詳細に示されています。

→千葉市 千葉マリンスタジアム再整備基本構想(案)に係るパブリックコメント手続結果について(公表日:令和7年9月4日)

千葉マリンスタジアム再整備基本構想の概要

1. 概要
千葉マリンスタジアム再整備の基本構想策定
幕張新都心の発展と地域活性化の拠点整備

2. スタジアム再整備の方向性
老朽化対応と機能更新の新スタジアム整備
地域回遊性向上とブランド強化のまちづくり

3. 建設予定地と整備理由
幕張メッセ駐車場の利便性と周辺連携の好立地
公共交通促進と代替駐車場整備による利便性確保

4. 導入機能と設計コンセプト
約3.3万人規模の観客席と商業・エンタメ施設整備
防災・ICT・環境配慮の多機能型スタジアム構想

5. 経済的・社会的効果
市域・県域への経済波及効果と雇用創出
地域住民の健康促進と交流人口増加の社会価値

6. 概算事業費と財源
スタジアム整備費と周辺インフラ整備費の総額約650億円
公的・民間資金を組み合わせた財政負担最小化方針

7. 今後の進め方とスケジュール
詳細設計・事業計画策定と民間事業者協働の推進
地域説明と幕張新都心回遊性向上拠点整備の展開


*新スタジアム建設予定地の幕張メッセ駐車場の様子

千葉マリンスタジアムは、1989年に幕張メッセとともに幕張新都心の象徴的施設として開設され、年間200万人以上が訪れる都市の賑わい創出の原動力です。しかし、竣工から35年が経過し、老朽化への対応や機能更新が急務となっています。また、幕張新都心は「職・住・学・遊」の複合機能を有する都市として発展してきましたが、公共空間の有効活用や回遊性向上、スポーツ観戦・体験の充実といった課題があります。

出典:千葉市

再整備にあたっては、幕張豊砂駅の開業を契機とする「第2のまちびらき」として、駅に近接する幕張メッセ駐車場に新たな屋外型スタジアムを設置します。この立地により、既存の大規模商業施設や幕張メッセとの相乗効果が期待できるほか、若年世代や観光客の誘引も見込まれます。新スタジアムは地域資源である「海・風・空」を活かす屋外型とし、歴史的価値の継承と都市ブランド向上を両立させる計画です。また、屋外型の選定は、経済的な合理性、イベント需要の現状、近隣施設との機能分担の観点からも最適とされます。

さらに、スタジアムを中心に幕張新都心全体の回遊性を高めるため、周辺公園や緑地をネットワーク化し、「スポーツ・文化」をテーマにまちをつなぐ計画が進められています。スタジアムを単独の施設とするのではなく、まち全体と一体化させることで、地域全体の魅力を向上させ、幕張新都心の都市ブランドをさらに強化します。

*新スタジアム建設予定地の幕張メッセ駐車場と奥に建つ千葉マリンスタジアム

建設予定地は幕張メッセ駐車場の約11ヘクタールで、JR幕張豊砂駅から徒歩約6分の位置にあります。この立地により、公共交通機関利用の促進や歩きたくなるまちづくり(ウォーカブル都市)の推進が可能です。また、周辺施設との連携により、地域全体の魅力を引き出す拠点形成が期待されています。

スタジアムの整備に伴い減少する駐車場は、幕張海浜公園Gブロックに代替駐車場を整備することで対応する予定です。これにより、スタジアム建設中も幕張新都心の駐車需要や交通利便性を確保し、地域経済や来訪者の利便性への影響を最小化します。

スタジアムは、観客席やコンコースの設計にも工夫を凝らし、歩行者の回遊性を確保した「まちのストリート」のような空間を整備します。これにより、試合日だけでなく日常的にも来訪者が楽しめる施設としての活用を目指します。

*竣工から35年が経過した千葉マリンスタジアム

新スタジアムは、ベース機能として市民利用可能な野球場・イベント施設を備えつつ、収益施設や商業・エンタメ機能を統合します。観客席は約3.3万人を想定し、多様なニーズに応えるバラエティシートやゆとりある座席間隔を確保します。コンコース沿いには飲食・物販施設を設け、試合前後や非興行日でも賑わいを創出します。

また、災害時には一時滞留や物資集積が可能な防災機能、屋内練習場、ICT設備(チケットレス・キャッシュレスサービス等)、ユニバーサルデザインの導入、環境配慮型の設備なども備えることが検討されています。さらに、周辺商業施設と接続する2階レベルの周遊デッキを整備することで、回遊性と利便性を高める設計となっています。

拡張機能としては、商業・エンタメ施設、滞在機能、広場機能などを整備し、365日楽しめるスタジアムの実現を目指します。非試合日でも市民や観光客が集える場所とすることで、地域の賑わい創出や交流人口の増加につなげます。

再整備にかかる概算事業費は、ベース機能のスタジアム整備費が約600億円、周辺インフラ整備費が約50億円、合計約650億円を見込んでいます。物価高騰や導入機能の精査により、当初試算より大幅に増加しています。事業費は公的資金と民間資金を組み合わせて調達し、市の財政負担を最小化する方針です。

民間事業者による拡張機能や周遊デッキなどは事業費に含まれておらず、現スタジアムの解体費用も別途必要です。事業費の動向は今後も注視し、基本計画策定時に精査を進めます。

新スタジアムの整備により、施設整備・運営・来場者支出を含む30年間の経済波及効果は、市域で約1兆2,400億円、県全体では約1兆6,300億円と試算されています。また、施設整備段階では約8,270人の雇用、運営段階では年間約4,253人の雇用創出が見込まれ、市税収への寄与も期待されます。

さらに、社会的価値の創出も重視されます。地域住民が施設を日常的に利用できることで、健康促進やスポーツ・文化活動の拡充、交流人口の増加が期待されます。新スタジアムは、幕張新都心のシンボルとして地域住民に愛される施設となり、都市ブランドの向上や市民の誇りにつながる存在を目指すものとしています。

最終更新日:2025年9月9日

タイトルとURLをコピーしました