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「静岡駅南口駅前広場」の再整備に向けた基本計画案が公表!!民間開発も誘導へ!!

2025年2月3日、静岡駅南口駅前広場の再整備に向けた基本計画案が公表されました。この計画は、静岡駅南口を核に、駅周辺の発展を促進し、市民、事業者、行政が協力して実現に取り組むための方向性を示すものです。現在の南口駅前広場は交通機能と広場機能において課題を抱え、改善が求められています。

計画では、駅と周辺市街地との回遊性を高め、より便利で快適な交通空間を提供することを目指します。また、新幹線口としてふさわしい広場として、歩行者や車両の動線を分け、安全で人々が集う“まちのロビー空間”を創出することが核心です。

→静岡市 市民参画手続「静岡駅南口駅前広場再整備基本計画(案)」

静岡駅南口駅前広場の再整備に向けた基本計画案の概要

  1. 目的と方向性
    再整備の目的は、静岡駅南口駅前広場をより機能的で快適な空間にし、将来的な駅周辺エリアの発展を支えることです。官民共同で進めるため、幅広いステークホルダーと共有された将来像に基づいて計画されています。
  2. 交通機能の改善
    交通の混雑と不便を解消するため、公共交通と自家用車の動線を分離し、歩行者空間を広げて利便性を向上させます。特に駅前のロータリーを再配置し、効率的な車両の流れを確保します。
  3. 歩行者空間の整備
    歩行者が自由に安全に移動できるよう、広場空間を広げて快適な歩行動線を確保。駅と周辺の街をつなぐゆとりのある空間を作り、歩行者優先の環境を整備します。
  4. 多機能な「まちのロビー空間」
    新しい南口駅前広場は「未来につながるまちのロビー」として、人々が集まり交流する場となります。様々な文化活動やイベントを支援するため、広場には多機能なスペースが設けられます。
  5. 交通機能の区分
    バス、タクシー、自家用車をそれぞれ分けて配置し、混雑を解消します。自家用車専用ロータリーやバス・タクシーの乗降場を最適配置し、安全性と効率を高めます。
  6. 周辺エリアとの連携
    駅南エリアを活性化させるため、駅前広場から周辺地区へ繋がる回遊動線を設けます。特に南銀座や久能街道との連携を強化し、エリア全体の活性化を促進します。
  7. 民間開発の誘導
    再整備された広場周辺に民間活力を取り入れた建物を配置することを検討しており、広場の隣接地には民間開発を誘導します。これにより、駅周辺の新たな商業・文化拠点が生まれることを期待しています。

出典:静岡市

現在の駅前広場では、バスや自家用車が混在しており、歩行者と車両が同じスペースを共有しています。これにより、広場が狭く感じられ、利用者の快適性が欠けていると感じられています。再整備後は、広場の面積が約2倍に拡大され、歩行者空間が優先されるように改善される予定です。

出典:静岡市

既存の歩行者動線に加え、新たに広場東側に自家用車専用ロータリーを設けることで、車と歩行者の動線を分け、安全な空間を確保します。これにより、駅とまちをつなぐ回遊性が向上し、歩行者の快適な移動が可能となります。

出典:静岡市

計画では、駅南口駅前広場が“未来につながるまちのロビー”として、駅と街をつなぐ重要な役割を果たします。広場上空には民間開発を導入し、地上部分は歩行者優先の空間として整備される予定です。広場内には、憩いの場や文化交流の場として、さまざまな機能が提供されます。

出典:静岡市

再整備された南口駅前広場は、周辺の街や施設との連携を強化します。特に、駅前広場から周辺の商業エリアや文化施設へとつながる動線が整備され、地域の活性化に貢献することが期待されています。

出典:静岡市

再整備案では、広場の面積を拡大し、公共交通と自家用車の動線を分離することで、広場の混雑を緩和します。歩行者と車両の動線が明確に分かれることで、より快適で安全な広場が実現します。また、民間活力を導入した建物の配置も検討されており、街の賑わいを創出する空間として機能します。

最終更新日:2025年2月6日

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