新宿駅東口の新たなランドマークが誕生します。株式会社アンコンサルティングは、現在の「クロス新宿ビジョン」と隣接する形で、2026年に「クロス新宿ビジョン2(仮称)」を開業予定であることを発表しました。新たなビジョンは、現在のビジョンと連携して放映される予定で、広場全体がより魅力的で活気ある空間に生まれ変わることを目指しています。この新しい大型ビジョンは、新宿駅東口の駅前広場における重要な観光名所となり、街の景観をさらにダイナミックに演出することが期待されています。
一方、長年新宿駅前の象徴的な存在であった「新宿アルタ」は、2025年2月28日をもって営業を終了しました。アルタビジョンもあった地上8階、地下3階、高さ40.35mの商業ビル「新宿アルタ」は、現地に掲載された解体工事のお知らせ板から、2025年4月25日より解体が記載されています。この開発が進む新宿駅周辺は、ますます賑やかで多くの人々が集まるエンターテイメントスポットとして進化していくでしょう。
→株式会社アンコンサルティング 巨大猫が行ったり来たり!?終了するアルタビジョンの隣に、クロス新宿ビジョンと連動できる『クロス新宿ビジョン2(仮称)』を2026年開業予定
→新宿アルタ公式サイト 新宿アルタ 営業終了のお知らせ
クロス新宿ビジョン2(仮称)・新宿アルタの概要
- クロス新宿ビジョン2(仮称)開業予定
新宿駅東口近くに、既存の「クロス新宿ビジョン」と連動する新しい大型ビジョン「クロス新宿ビジョン2(仮称)」が2026年に開業予定。新ビジョンはダイナミックな映像表現を提供し、新宿のランドマークとしてさらに発展を目指す。 - 新宿アルタ営業終了
新宿アルタは2025年2月28日をもって営業を終了。1980年の開業から45年の歴史を持つ同施設は、「笑っていいとも!」の公開生放送が行われたスタジオアルタとしても知られ、閉館後は解体作業が進められる予定。 - クロス新宿ビジョン2(仮称)の連動映像
新しい「クロス新宿ビジョン2(仮称)」は、現ビジョンと連携し、縦型ディスプレイを通じて新宿東口の広場をさらに魅力的な空間に演出。新しい映像表現により、観光名所としての新宿駅東口の活性化が期待される。 - 施設概要
「クロス新宿ビル2(仮称)」は2026年に開業予定で、地上4階、地下1階の構造を予定。ビルの屋上に設置される「クロス新宿ビジョン2」は、新宿の主要エリアである新宿駅東口に位置する。 - 新宿駅東口の再開発
新宿駅東口周辺は再開発が進行中で、広場が拡張され、線路上デッキが東口と西口をつなぐ計画がある。これにより、さらに多くの人々が集まり、新しいランドマークとしての役割を果たすことが期待される。 - 「クロス新宿ビジョン2」告知ムービー公開
「クロス新宿ビジョン2」の開業に向け、アルタビジョンの終了を惜しむ新作映像「ありがとうアルタビジョン編」を公開し、新宿東口の猫による感謝のメッセージが届けられる。 - 新宿アルタの歴史と影響
新宿アルタは、1980年に開業し、テレビスタジオ「スタジオアルタ」や大型ビジョン「アルタビジョン」で知られた施設。特に「笑っていいとも!」の放送が行われ、若者を中心に多くの人々に親しまれてきたが、周辺の競争激化により営業終了に至った。

新宿東口に登場予定の「クロス新宿ビジョン2(仮称)」は、そのユニークな縦型デザインが特徴的です。この新しいビジョンは、現存の「クロス新宿ビジョン」と連動し、共演することで新宿駅周辺の活気を更に引き立てます。通りを挟んで並ぶ二つの巨大ビジョンが、映像をシンクロさせることで、来訪者にインパクトのある体験を提供します。大きなスクリーンで映し出される映像は、広場にいる人々の注目を集め、訪れる人々に新しい驚きを提供するでしょう。
ビジョンは、新宿駅東口の広場に面し、駅の喧騒を背景に映像を表示します。この側面から見ると、ビジョンは周囲の建物と一体化し、通行人がどこから見てもその魅力を感じることができるデザインです。新宿駅の交通量と合わせて、ここは人々が集まり、絶え間ない流れを作り出す場所となります。今後、この場所はより一層の注目を集めることになるでしょう。

クロス新宿ビジョンの場所から反対側に位置する「クロス新宿ビジョン2(仮称)」の建設地は、今後の新たなランドマークの一部となります。現在、クロス新宿ビジョンはすでに多くの訪問者に親しまれ、新宿駅東口で最も注目されるスポットの一つとなっています。この新しいビジョンが加わることで、新宿の街の顔がさらに進化し、来訪者に対して強い印象を与え続けることでしょう。

現在ある「クロス新宿ビジョン」は、新宿駅東口に位置する大型街頭ビジョンで、特に「新宿東口の猫」として知られる巨大な三毛猫の3D映像で有名です。このビジョンは、縦8.16m×横18.96mの4K解像度のサイネージが設置され、湾曲した画面により、スクランブル交差点を挟んだ向かい側の観客に立体的に映像を見せることができます。
映像は主に広告を放映し、15分おきに猫の映像が2分15秒のプログラムで流れます。この猫の映像は、映画『空海-KU-KAI』のCGスーパーバイザーによって制作され、三毛猫が新宿の街のシンボルとして愛されています。運営会社は、街頭ビジョンに対する反響を受けて、視覚的な魅力を高めるために技術面で改善を重ね、SNSで話題になっています。また、このビジョンでは、YouTubeで猫の視点から駅前広場を見下ろすライブ配信も行っています。

新宿駅東口の風景には、近未来的な街並みとともに、「クロス新宿ビジョン」や「クロス新宿ビジョン2(仮称)」と、これまで新宿アルタで放映されていたアルタビジョンの姿が並ぶ光景が広がります。現在、クロス新宿ビジョンは街の象徴として、その映像が多くの人々の心をつかみ、訪れる人々に強い印象を与えています。これから、クロス新宿ビジョン2(仮称)が完成することで、さらに多くの人々を惹きつけ、賑わいをもたらすことが予想されます。
新宿アルタの営業終了に伴い、長年にわたり新宿東口の顔となっていたアルタビジョンの映像は姿を消しますが、新たに登場するクロス新宿ビジョン2(仮称)は、さらに進化した映像体験を提供し、新宿の街並みを刷新します。この新しいビジョンが、過去の歴史を受け継ぎつつも、未来へ向かって歩みを進める象徴となることは間違いありません。


新宿アルタは、その歴史の中で特に有名なのは、長きにわたって放送された『笑っていいとも!』の公開生放送です。1982年10月4日から2014年3月31日まで、スタジオアルタから放送されていたこの番組は、日本のバラエティ番組の金字塔となり、視聴者に多くの笑いと感動を提供してきました。特に、スタジオアルタで行われた「テレフォンショッキング」や有名人とのトークコーナーは、視聴者の記憶に深く刻まれています。
この番組の影響を受けた多くの人々が、アルタ前を待ち合わせの場所として利用し、アルタビジョンの前で数多くの思い出を作りました。新宿アルタが営業を終了することで、1つの時代が終わりを迎えたように感じる人々も多いことでしょう。しかし、この場所が持っていた思い出とエネルギーは、新たに開業予定の「クロス新宿ビジョン2(仮称)」が引き継いでいくことでしょう。


新宿駅東口は、日々多くの人々が行き交い、常に賑やかな雰囲気に包まれています。このエリアでは、さまざまなビジョンや広告が街の景観を形作り、訪れる人々に強い印象を与えています。アルタビジョンの営業終了後も、この場所は引き続き活気に満ちたエリアとして、数々の新しい施設が登場し、進化を続けています。
新宿アルタが営業を終了したことは、大きな転換点となりましたが、このエリアにはまだまだ多くの可能性が広がっています。新しいクロス新宿ビジョン2(仮称)が完成し、さらに多くの人々が集まる新たなランドマークとして生まれ変わることで、新宿東口の未来はますます明るく、魅力的なものとなることでしょう。
最終更新日:2025年4月5日