大和ハウス工業株式会社が、茨城県つくば市学園南において、総敷地面積約155,390㎡(東京ドーム約3.3個分)に及ぶ大規模複合開発「(仮称)つくば学園南プロジェクト」を2025年6月より本格的に着工することが明らかになりました。本プロジェクトは、筑波研究学園都市の特性を活かし、産学官民が連携するまちづくりを目指すものです。
筑波研究学園都市は、日本国内でも有数の研究開発拠点として知られ、科学技術の発展とともに成長を続けてきた地域です。今回のプロジェクトでは、その特性を最大限に活かし、研究機関や教育機関、企業、行政が協力しながら、より持続可能で魅力的な都市を形成することが計画されています。多様な人々が交流し、学び、働き、暮らせる環境を整え、最先端技術を活用した都市の発展を促進することが期待されています。また、街全体がスマートシティのモデルケースとなるよう、デジタル技術やロボティクスを活用したインフラ整備やサービスの最適化が進められる予定です。
→大和ハウス工業株式会社 「(仮称)つくば学園南プロジェクト」本格着工
(仮称)つくば学園南プロジェクトの概要
- 大規模複合開発の開始
つくば市学園南で、総敷地面積約155,390㎡(東京ドーム約3.3個分)に及ぶ大規模複合開発が2025年6月より本格着工。 - 産学官民の連携によるまちづくり
筑波研究学園都市の特性を活かし、研究機関、教育機関、企業、行政が連携し、持続可能で魅力的な都市形成を目指す。 - 多様な施設の整備
分譲マンション、教育施設、商業施設、事業施設などが整備され、スマートシティのモデルケースとして最先端技術を活用。 - つくば市最大級の分譲マンション
総戸数602戸のマンションが建設予定で、3Dプリンターラボや屋上デッキなど充実した共用施設を備える。 - 教育環境の充実
茗溪学園中学校高等学校が移転し、新校舎や学生寮を備えた教育環境が整備される予定。 - 交通・生活利便性の高さ
研究学園駅徒歩9分の立地で、主要高速道路へのアクセスも良好。近隣には商業施設「イーアスつくば」や「コストコ」が立地。 - 未来志向の都市開発
デジタル技術やロボティクスを活用し、つくばスーパーサイエンスシティ構想を推進。持続可能なまちづくりを進める。

(仮称)つくば学園南プロジェクトでは、分譲マンションや教育施設、商業施設、事業施設などが整備され、先進的な都市機能を備えた街が形成される見込みです。特に、分譲マンションはつくば市最大規模となる602戸を擁し、3Dプリンターを活用したラボルームや、筑波山を望める屋上デッキなど、多様な共用部が設けられる予定です。また、商業施設にはスーパーマーケット「カスミ」や学習塾「思学舎グループ」が出店予定で、地域住民の生活利便性向上にも寄与するとみられています。


分譲マンション「(仮称)つくば市学園南2丁目計画」は、つくばエクスプレス「研究学園駅」から徒歩9分の好立地に誕生します。建物は地上15階建ての鉄筋コンクリート造で、総戸数602戸、専有面積は61.67㎡~108.17㎡、間取りは2LDKから4LDKと幅広いニーズに対応。2025年6月に着工し、2027年7月に竣工予定となっています。

街区の施設構成は、北側に分譲マンションと教育施設、中央に広場と商業施設、南側には研究施設や物流施設、保育施設などが配置される計画です。また、2029年に創立50周年を迎える茗溪学園中学校高等学校が、つくば市稲荷前から移転する予定で、最先端の教育環境が整備される見込みです。さらに、「つくばスーパーサイエンスシティ構想」の一環として、デジタルやロボティクス技術を活用し、持続可能な街づくりが進められる予定です。

開発予定地は、つくばエクスプレス「研究学園駅」から徒歩9分に位置し、首都圏中央連絡自動車道「つくば中央インターチェンジ」から約3km、常磐自動車道「谷田部インターチェンジ」から約6kmと交通アクセスに優れた立地です。周辺は農地や山林の合間に物流施設や高層マンションが点在するエリアで、つくば市役所や大型商業施設「イーアスつくば」、会員制大型量販店「コストコホールセール つくば倉庫店」などがあることから、生活利便性の高いエリアにもなっています。
最終更新日:2025年4月3日