最新の都市開発ニュース
ベトナムに世界最大級、面積2万haの超巨大都市開発計画が浮上!!「ハイフォン南部沿岸経済区」設立!!
ベルギー・ブリュッセルで計画されている大規模公園を中心に超高層ビル群を形成する巨大都市開発「ツアー&タクシー レイクサイド」!!
浦賀ドックや住友重機械工業跡地を開発する「浦賀駅前周辺地区活性化事業」!!
ヨーロッパ最大級の都市開発が進むアテネ・エリニコンで建設が進むギリシャ最高層タワーマンション「リビエラタワー」!!
東京メトロ千代田線「北綾瀬」駅直結の「三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬」が2025年6月開業へ!!
旧船橋市場社宅跡地を再開発し、延床7.5万平米、約1,000戸の大規模マンションを中心とした複合開発「(仮称)船橋市場町プロジェクト」!!
オーストラリア第三の都市・ブリスベンで計画されている超高層ツインビル「ウォーターフロント・ブリスベン」!!
池袋駅東口のグリーン大通りなどを歩行者広場に再編!再開発によりウォーカブルな都市空間へ変貌!
イタリア・ミラノで建設が進む長さ140mの吊り屋根で結ばれた地上21階、全長200m以上の長さになる超高層ビル「シティウェーブ」!!
ベトナム運輸省がハノイ~ホーチミンを結ぶ「南北高速鉄道プロジェクト」を正式に承認!!2027年着工へ!!

NY・マンハッタンで再開発が進むハドソンヤードの西側区域「ハドソンヤードウェスト」計画の新たなイメージが公開!!

Related CompaniesとOxford Properties Group、Wynn Resortsは、SOMが設計を行うハドソンヤードの第2フェーズに関するイメージパースを追加で公開しました。「Hudson Yards West」と呼ばれるこの再開発計画は、ニューヨーク市のミッドタウンウエストに位置し、ハドソンヤード西側一帯の未開発のウェスタンレイルヤードに、オフィスビルやタワーマンション、ホスピタリティ施設のほか、カジノやホテル、K-8学校も建設する計画です。

計画の概要

  1. プロジェクトの位置と目的
    Hudson Yards Westは、ニューヨーク市ミッドタウンウエストのハドソンヤード地区西側に位置し、未開発のウェスタンレイルヤードを中心に、新たな多目的開発を行うことを目的としています。
  2. 開発計画の中心要素
    プロジェクトには、オフィスビル、タワーマンション、ホテル、リゾート、カジノが含まれており、特にカジノの開設が重要な要素となっています。ニューヨーク州の3つのゲーミングライセンスのうち1つを取得することがカジノ設置の条件です。
  3. 超高層ビルの設計と特徴
    計画には、高さ357mの高さに達するピラミッド型の超高層ビルを含む3つのタワーがあり、最も高いタワーは床から天井までガラス張りでルーバーに覆われたデザインです。
  4. 公共空間と緑地の整備
    開発区域には、ハイラインと接続された約22,662平方メートル(5.6エーカー)の緑地が整備される予定で、公園や広場、表彰台の屋上緑地なども計画されています。
  5. 地域コミュニティへの配慮
    オフィスタワーにはデイケアやコミュニティセンターが併設され、さらに住宅の約21%を手頃な価格のユニットとして提供し、地域住民向けのアメニティや住宅の確保を図ります。
  6. 開発スケジュールと承認プロセス
    プロジェクトは土地利用や環境影響のレビューを経て、完工までに約60か月(5年)を予定しており、2030年の開業を目指しています。また、カジノライセンスの競争が続いており、その取得がカジノ設置の鍵となっています。

→Skidmore, Owings & Merrill Vision for Hudson Yards West Featured in The Architect’s Newspaper

→Western Rail Yard 最終環境影響評価書


出典:SOM

計画は、カジノ付きリゾート、商業施設・オフィスビル、住宅タワーの3つの建築用地で構成され、12番街と11番街、30番街と33番街の間に広がっています。計画では、1,750室のホテル、250室の長期滞在室、会議スペースなどのほか、タワーマンションには1,507戸が設けられ、うち324戸が手頃な価格の住宅となります。

出典:SOM
出典:SOM

このプロジェクトには、最大高さ357メートルに達する可能性のある3棟の超高層ビルが含まれ、最も高いビルはピラミッド型でガラスにルーバーが施されています。また、建物の周囲にはウォーターフロントに広がる曲線的な公園も設置される予定です。

出典:SOM
出典:SOM

開発区域には、22,662平方メートル(約5.6エーカー)の一般公開用緑地が設けられ、基壇部の屋上にも緑豊かな風景が描かれます。オフィスタワーには、地域住民向けのデイケアやコミュニティセンターが併設され、住民にとっても利便性の高い施設となる計画です。この計画は、土地利用と環境影響評価を経た上で、60か月(約5年)の工期を予定しています。順調に計画が進んだ場合、2030年の施設開設を目指しているとのことです。

最終更新日:2024年11月4日

タイトルとURLをコピーしました