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歴史的建造物と高層ビルが融合! 都市開発マニアが案内する「丸の内建築ツアー」 第20回 丸の内ダンジョンの南端を担う“夜遊びビル” 「東京ビルディング」が丸の内LOVE WALKERに掲載!!
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JR片町線(学研都市線)「四条畷」駅周辺で駅前広場や主要アクセス道路の整備!!
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ミキプルーンで有名な古代遺跡のような見た目の「三基商事ビル」など計6棟を解体し、建て替えへ!!「渋谷三丁目地区地区計画」に基づき新たなまちづくりへ!!
2025年8月3日(日)に広島電鉄が駅ビルに乗り入れる「駅前大橋ルート」開業へ!!快速便の実証運行のほか増便も実施へ!!
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新たに水族園を建設し、外洋大水槽や極地・深海展示も行う「葛西臨海水族館」のリニューアル!!東京湾や4種類のペンギンの展示も!!

「ひたちなか海浜鉄道」の延伸工事、国土交通省が認可!!

茨城県ひたちなか市の第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」が計画している、国営ひたち海浜公園方面への延伸について、国土交通省が2024年11月18日に工事を認可しました。これにより、用地取得や工事の準備が本格化する見通しです。

→NHK 茨城 ひたちなか海浜鉄道延伸 国が工事認可 2030年開業目指す

延伸計画の概要

ひたちなか海浜鉄道湊線は、現在の終点・阿字ヶ浦駅から国営ひたち海浜公園方面へ3.1km延伸する計画です。この延伸は2段階で進められます。

  1. 第1期区間
    阿字ヶ浦駅から海浜公園南口付近までの1.4kmを先行開業。事業費は約59億円で、ひたちなか海浜鉄道が18億円、自治体が41億円を負担し、国の補助金も活用して進められます。
    • 開業目標:2030年
  2. 第2期区間
    海浜公園南口から西口付近までの延伸(総事業費約67億円)。2030年3月末までに工事を申請するか判断する予定です。
出典:国土交通省

今回の延伸計画は、年間200万人が訪れる国営ひたち海浜公園の来場者を鉄道利用者として取り込むことで、地域活性化を図ることを目的としています。しかし、コロナ禍の影響で2020年度の営業収益が前年比3割減少したほか、近年の物価高騰で建設資材や人件費が増加し、当初の計画見直しを余儀なくされました。その結果、工事の認可申請期限が2度延期されるなど、計画実現には困難が伴いました。

出典:国土交通省

今回の工事認可を受け、ひたちなか海浜鉄道は第1期区間の延伸工事を本格化させ、2030年の開業を目指します。延伸が実現すれば、観光地としての利便性が高まり、地域交通の発展や観光客増加による経済効果が期待されています。また、第2期区間についても慎重に検討し、延伸事業のさらなる推進を目指しています。

最終更新日:2024年11月19日

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