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桜川公園官民連携事業(Park-PFI) 事業予定者に「つむぐ桜の森パートナーズ」を選定!!
JR山手線および京浜東北線の田町駅付近で線路切換工事が行われた「羽田空港アクセス線(仮称)の整備事業」!!
再開発が続く田町駅で進む「田町駅東口東西自由通路拡幅整備および駅前広場整備」!!西側では新自由通路と改札も整備へ!!
龍のように伸びた鉄骨トラスが凄い!!八ツ山橋梁の架け替えで送り出し工法が採用されている「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」!!
東京メトロと東武鉄道が有楽町線延伸区間(豊洲~住吉)と東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線との相互直通運転を2030年代半ばをめどに行うことで基本合意!!
村岡新駅(仮称)近くの旧・中外製薬工場跡地にスーパーやホームセンターから構成される「(仮称)鎌倉梶原商業施設計画」が着工!!総戸数約665戸の大規模マンションも建設へ!!
名駅とささしまライブを結ぶ「地下通路整備計画」は2032年度完成へ!!全長約300メートルのうち約200メートルには動く歩道も設置!!
新丸ビル4階が2025年夏までに段階的にリニューアル!!
宮城県多賀城市「東北学院大学多賀城キャンパス跡地」の再開発が都市計画用途地域の変更や地区計画決定!!
総務省が人口推計(2024年10月1日現在)を公表!!日本の総人口は減少も、東京都と埼玉県は増加!!
東陽町で計画が進む三井不動産とLINK-Jによる賃貸ラボ&オフィス事業の新拠点「(仮称)三井リンクラボ東陽町1」が着工!!

中国杭州で計画が浮上した渓谷の崖のようなツインビル「シティキャニオン(都市渓谷)」!!

Büro Ole Scheerenが設計した「シティキャニオン」は、中国杭州の都市と自然、文化の要素を調和させた画期的な開発プロジェクトです。この複合施設は、西湖と銭塘江の間に位置し、約800,000平方フィートの敷地にオフィス、ホテル、レジャースペースが集約されています。
2025年完成予定のこのプロジェクトは、地元の文化遺産を尊重しながら、杭州の新たなランドマークとして都市の活性化を目指しています。2つのタワーと中央の「アーバンキャニオン」と呼ばれる空間で構成され、自然と建築が融合した設計が特徴です。このプロジェクトは、杭州の伝統と現代性を融合させ、文化、ビジネス、自然を一体化させる新たな都市モデルを提示します。

→Büro Ole Scheeren Büro Ole Scheeren unveils Urban Glen, a landmark live-work-culture development in Hangzhou, China

計画の概要

  1. プロジェクト概要
    「シティキャニオン」は、Büro Ole Scheerenが設計した、杭州の都市と自然、文化を融合させた複合施設で、2025年に完成予定です。
  2. 立地と目的
    西湖と銭塘江の間に位置し、都市活性化と杭州のランドマーク化を目指した設計となっています。
  3. 建築構成
    2つのタワーと中央の「アーバンキャニオン」で構成され、オフィス、ホテル、商業施設、文化施設が統合されています。
  4. デザインテーマ
    自然を取り入れた革新的なデザインが特徴で、杭州の緑豊かな地形や文化遺産にインスパイアされています。
  5. 中央空間の役割
    「アーバンキャニオン」は、文化交流や社会的相互作用を促進する場として、多機能性を持つ中心的なスペースです。
  6. 多機能施設
    ローズウッドホテルやK11アトリエを含む、生活、仕事、レジャーをシームレスに結ぶ多機能空間が設けられています。
  7. 都市と文化の融合
    建物は都市的洗練と自然の躍動感を組み合わせ、文化、ビジネス、自然が調和する新しい都市モデルを提案しています。

出典:ビューロ・オーレ・シェーレン

「シティキャニオン」は、西湖や銭塘江に近接する戦略的なロケーションを活かし、歴史的な都市構造と新しいビジネス地区を結びつける役割を果たします。この施設は、杭州の文化的アイデンティティを尊重しつつ、変革的な都市開発の一環として設計されました。歴史的中心地に新たな文化と商業の拠点を築くことで、地域のポテンシャルを最大限に引き出し、杭州を中国の一級都市としての地位をより一層高めることを目指しています。これにより、「シティキャニオン」は単なる建築物以上に、都市間の新たな連携を生む象徴的存在となるでしょう。

出典:ビューロ・オーレ・シェーレン

「アーバンキャニオン」は、2つのタワーを結ぶダイナミックな中心空間として、ボールルーム、会議スペース、バーやレストラン、小売店、アート展示スペースなど、多様な機能を備えています。この中央空間は、単なる商業施設にとどまらず、文化的交流や社会的相互作用を促進する場としても機能します。また、垂直および水平方向へのシームレスな移動を可能にするエスカレーターが設置されており、来訪者にとって快適で一体感のある体験を提供します。このインタラクティブな空間は、プロジェクト全体の活力を支えるハブとして重要な役割を果たします。

出典:ビューロ・オーレ・シェーレン
出典:ビューロ・オーレ・シェーレン

州を象徴する緑豊かな丘陵地帯にインスパイアされたこのデザインは、建物全体に自然要素を取り入れることで、都市と自然との新たな調和を実現しています。カスケード状に配置された階段や緑地は、建物内部と外部を有機的に結びつけ、都市景観に立体的なダイナミズムを加えています。これにより、施設を訪れる人々は、単なる都市空間としてではなく、自然との一体感を感じられる特別な場所として体験できます。さらに、建物全体にわたるアートと彫刻の展示は、文化的価値を高め、訪れる人々にインスピレーションを与えます。

出典:ビューロ・オーレ・シェーレン

「シティキャニオン」の建物外装は、都市に面した滑らかな外観と自然の地形を再解釈した内側の幾何学的なボリュームという、2つの異なるデザインを特徴としています。外部ファサードは都市環境との調和を意識して設計され、深みと洗練さを与える垂直ガラスストリップを採用しています。一方、内部は複雑な層状の輪郭を持ち、緑地やテラスを取り入れたデザインが印象的です。この対比は、都市的なエレガンスと自然の躍動感を同時に体現し、プロジェクトの象徴的なビジュアルアイデンティティを形成しています。

出典:ビューロ・オーレ・シェーレン
出典:ビューロ・オーレ・シェーレン

このプロジェクトでは、仕事、生活、レジャーのすべてがシームレスに統合されています。ローズウッドホテルが入るタワーでは、訪れる人々に高級感あふれる宿泊体験を提供し、もう一つのタワーでは、K11アトリエが運営する先進的なワークスペースが展開されます。これらのタワーをつなぐ「アーバンキャニオン」は、機能的かつインタラクティブなスペースとして、訪問者と利用者に多彩なアクティビティを提供します。これにより、「シティキャニオン」は単なる商業施設ではなく、都市生活の新しい形を具現化する場となります。

出典:ビューロ・オーレ・シェーレン

「シティキャニオン」は、都市密度を活性化する新しいモデルとして設計されました。このプロジェクトの中心となる「アーバンキャニオン」は、文化、自然、社会的相互作用を織り交ぜた空間を提供し、多様なコミュニティが交流できる場を創出します。また、彫刻庭園やアート展示エリアは、訪れる人々に豊かな文化体験を提供し、都市生活に新たな価値を加えています。このように、「シティキャニオン」は単なる物理的空間を超えて、人々を結びつけるプラットフォームとしての役割を果たしています。

最終更新日:2024年12月11日

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