2025年7月25日(金)、JR「さいたま新都心」駅直結の複合賃貸住宅「ekismさいたま新都心」がグランドオープンします。本施設は、交通利便性と都市型ライフスタイルを兼ね備えた「駅直結型複合賃貸住宅」という新たな住まいの形を提案する「ekism(エキスム)」シリーズの第2弾で、シングル層やDINKS層を中心に、賃貸住宅と多彩な商業施設、さらに埼玉県によるイノベーション拠点「渋沢MIX」を併設するなど、住・商・交流が一体となった次世代型都市居住拠点です。6月28日からは賃貸住宅の先行入居も開始され、周辺エリアのさらなるにぎわい創出が期待されます。
→株式会社ジェイアール東日本都市開発 2025年7月25日(金)駅直結型複合賃貸住宅 「ekismさいたま新都心」 がグランドオープンします。
ekismさいたま新都心の概要
1. 開業日と施設の特徴
2025年7月25日に開業予定の駅直結型複合施設。「ekism」ブランド第2弾で、商業・住宅・イノベーション拠点を備える新拠点である。
2. 出店テナントの多様性
日常利用から上質な食体験まで対応する飲食店群。バルやカフェも揃い、多様なライフスタイルに対応。
3. 賃貸住宅の設備とプラン
1K〜2LDKの多彩な住戸(全50戸)を用意。スマートロックや宅配ボックス完備で利便性の高い住環境。
4. イノベーション拠点「渋沢MIX」
埼玉県設置の起業・交流支援拠点。スタートアップ支援や人材育成を通じたビジネスエコシステムの形成。
5. 外観と建築デザイン
成瀬・猪熊建築設計によるデザイン。華やかで温かみある外観と、用途ごとに配慮された構成が特徴。
6. 「ekism」ブランドのコンセプト
「駅に住む」利便性と快適性の両立がコンセプト。都市生活における“その人らしい暮らし”を提案。
7. 物件の基本情報
所在地は埼玉県さいたま市大宮区吉敷町。地上10階建て、テナント8店舗、賃貸住宅50戸で構成。

「ekism」は、JR東日本都市開発が展開する駅直結型の複合賃貸住宅ブランドで、「駅=eki」と「住む=sm」を組み合わせた造語です。単なる住宅提供ではなく、住まいと商業、公共サービスの融合によって、“駅に住む”という新しい価値観を提案しています。今回オープンする「ekismさいたま新都心」は、同ブランド第2弾として、交通の要衝である「さいたま新都心」駅とコンコースで直結。改札階から直接アクセス可能なサブエントランスや入居者専用エレベーターなど、快適な動線設計が実現されています。通勤・通学はもちろん、日常生活のあらゆる場面で「駅直結」のメリットを享受できる新しい住まいのカタチです。


低層階には、毎日の暮らしを豊かにする8つのテナントが出店。1階には国産小麦で作るうどんを提供する「丸亀製麺」、2階には「ドトールコーヒーショップ」や和の要素を取り入れたカフェレストラン「Chawan」が入ります。3階には、高品質な食品を取り揃える「成城石井」が登場し、日常の買い物がより豊かに。
4階は「RiGEL」「Di PUNTO」「YEBISU BAR」といったダイニング&バーが集まり、大人のための上質な空間を提供します。ワインとともに楽しむタパスや石窯で焼き上げるピッツァなど、食の楽しみも充実。これらのテナントは、日常から特別なひとときまで、幅広いシーンをカバーし、「食と交流の拠点」として地域に新たなにぎわいをもたらします。


住宅部分は上層階に位置し、計50戸の住戸を用意。間取りは1K(5戸)、1LDK(40戸※シングルタイプ25戸、ファミリータイプ15戸)、2LDK(5戸)と多彩で、シングルからファミリーまで幅広いライフスタイルに対応します。中廊下設計によるホテルライクな共用空間や、専用エレベーター、入居者専用エントランスなど、プライバシーと快適性が両立されています。
さらに、「Suicaスマートロック」の導入により、交通系ICカードで自宅の開錠や宅配ボックスの利用が可能に。駅から改札を出てから手を使わずに自宅までスムーズにアクセスできる、“究極の利便性”を体現した設計となっています。6月28日からは一部住戸の入居が始まり、都市型居住ニーズに応える注目の物件です。

5階には、埼玉県が開設するイノベーション創出拠点「渋沢MIX(シブサワミックス)」が誕生します。「共創」「スタートアップ支援」「人材育成」の3本柱を掲げ、多様な企業や団体、自治体が集う交流のハブとして機能。イベントやワークショップ、協業支援などを通じて、新たな価値創造が促進される場です。
この施設名には、約500社の創業に関わった埼玉出身の実業家・渋沢栄一翁の精神を継ぎ、人や企業の出会いから新たな事業や技術が「ミックス=融合」し生まれていくという想いが込められています。住まいや商業に加え、地域の未来を育む場としても、「ekismさいたま新都心」は大きな存在感を放ちます。
建物の外観は、にぎわいと落ち着きを共存させる工夫が随所に見られます。暖色系メタリックの有孔折板とルーバーを採用し、駅前に華やかさを演出しつつ、住宅部分は腰壁でプライバシーを確保。テナントが並ぶ低層部はダークトーンでまとめ、内装や照明の魅力を引き立てる設計です。
この外観デザインを手がけたのは、成瀬・猪熊建築設計事務所。白を基調とした周囲の街並みに対して、あえて異質な素材感と色味を持ち込み、駅前に新たな“個性”を創出しています。駅直結の利便性と高いデザイン性を兼ね備えた本施設は、さいたま新都心の顔として、街に新たな風景と活気をもたらすことでしょう。
最終更新日:2025年5月24日