2026年3月14日(土)、JR山陽本線の姫路駅~英賀保駅間に新駅「手柄山平和公園駅」が開業します。これまで約4.6kmと市内で最も長かった駅間距離が分割され、鉄道アクセスが大きく改善されます。新駅は、文化・スポーツ施設が集積する手柄山平和公園の新たな玄関口として整備され、南北を結ぶ自由通路を通じて公園や周辺施設へ安全かつ快適にアクセスできる環境が整います。すべての新快速・快速・普通列車に加え、通勤特急「らくラクはりま」も停車予定で、通勤・通学からイベント利用まで幅広い需要に対応する拠点駅となります。
→姫路市 JR山陽本線姫路・英賀保間新駅整備事業
→西日本旅客鉄道株式会社/姫路市 山陽本線 姫路~英賀保駅間 新駅の駅名決定について
JR山陽本線 手柄山平和公園駅の概要
1.開業日と新駅の位置づけ
2026年3月14日開業、山陽本線姫路―英賀保間に設置される新駅。
手柄山平和公園の新たな玄関口として整備される交通結節点。
2.駅間距離解消による交通利便性向上
約4.6kmと市内最長であった姫路―英賀保間の駅間距離の分割。
通勤・通学およびイベント来訪時の移動時間短縮と利便性向上。
3.全列車種別の停車による高い利便性
新快速・快速・普通列車および通勤特急「らくラクはりま」の停車。
広域からの直接アクセスを可能とする運行体系への対応。
4.橋上駅舎と安全性を重視した駅設備
相対式2面ホームと橋上駅舎による効率的な動線構成。
ホーム安全スクリーンやエレベーター整備による安心利用環境。
5.南北を結ぶ自由通路とバリアフリー動線
幅約7m・延長約65mの橋上自由通路による地域分断の解消。
自転車搭載可能エレベーター設置による多様な移動手段への対応。
6.駅前広場と駐輪場を含む周辺基盤整備
南北両側の駅前広場整備による円滑な交通処理機能の確保。
約700台規模の駐輪場整備による日常利用と来園需要への対応。
7.ひめじスーパーアリーナとのデッキ直結
駅から屋外に出ずに到達可能なアリーナ直結動線の確保。
大規模イベント時の円滑な来場動線と公共交通利用促進の効果。

手柄山平和公園駅の開業日は、令和8年(2026年)3月14日(土)です。山陽本線の主要列車体系の中で、新快速・快速・普通列車のすべてが停車し、さらに通勤時間帯を中心に運行されている通勤特急「らくラクはりま」も停車駅に加わります。これにより、姫路都心部だけでなく、東播・西播方面からのアクセス性も高まり、イベント開催時や休日利用においても鉄道を使った来訪がしやすくなります。既存の姫路駅に集中していた利用者動線の分散にも寄与し、地域交通の利便性向上が期待されています。


新駅は橋上駅舎方式を採用し、相対式2面ホーム(延長245m、幅3~5m)を備えます。改札口には自動改札機3通路(うち1通路は幅広対応)が設置され、自動券売機は3台(うち1台はみどりの券売機)を配置。改札内にはエレベーター2基を設け、バリアフリー動線を確保しています。
ホームには安全スクリーン、非常ボタン、監視カメラ、内方線付き点状ブロック、CPラインなどを整備し、利用者の安全性を重視した設計となっています。

駅舎と自由通路のデザインコンセプトは「生まれ変わる公園の新たな玄関口」。スポーツ施設との一体感を意識した色調や、開放感とスピード感を感じさせる外観により、観戦やイベントに向かう来場者の高揚感を演出するデザインが採用されています。
駅の南北を結ぶ橋上自由通路は、幅約7m、延長約65mの規模で整備され、24時間通行可能です。南北両端には自転車を載せることができる大型エレベーターを各1基設置し、歩行者だけでなく自転車利用者の動線も考慮されています。これにより、線路による地域分断の解消と、安全で快適な回遊動線の確保が図られます。

駐輪場は北側に約600台収容の「手柄山駐輪場」、南側に約100台収容の「手柄山第二駐輪場」を整備し、通勤・通学利用にも対応します。駅前広場は南北両側に設けられ、北側は駅開業と同時に供用開始、南側は令和8年秋の完成予定で、駅開業時は仮設送迎場が設置されます。駅と周辺道路の整備も進められており、バス・送迎車・歩行者の動線を分離した安全な駅前空間の形成が目指されています。

手柄山平和公園駅は、姫路市立ひめじスーパーアリーナ(愛称:大和工業アリーナ姫路)とデッキで直結する構造となっており、駅改札から屋外に出ることなくアリーナの中央エントランスへアクセスできます。徒歩数分で到達でき、雨天時でも濡れずに移動できる点は、大規模イベント時の来場動線として大きな強みとなります。
ひめじスーパーアリーナは、メインアリーナに加え、屋内外プール、柔道場、剣道場、弓道場、多目的広場などを備える総合スポーツ拠点として整備され、プロバレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」のホームアリーナとしても活用される予定です。市民利用から全国規模の大会まで対応可能な施設構成となっており、年間を通じて多くの来場者が見込まれています。


駅とアリーナの一体的整備により、鉄道アクセスを前提としたイベント運営が可能となり、周辺道路の混雑緩和や環境負荷の低減にも寄与します。新駅は、単なる通勤駅にとどまらず、姫路市の文化・スポーツ振興を支える重要な交通拠点としての役割を担うことになります。
最終更新日:2026年1月14日

