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横浜市初の大型Park-PFI事業!!関内駅前の「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」!!

2025年2月19日、三井不動産株式会社を代表企業とする京浜急行電鉄株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、東急株式会社の4社は、横浜市との間で「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」に関する基本協定書を締結しました。

横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業は、横浜市初の大型Park-PFI事業であり、関内駅周辺の賑わいを一層高めることを目的としています。リニューアル対象となる大通り公園1区~3区の総面積は約14,930㎡で、2027年春の開園を目指します。また、事業者4社は「BASEGATE横浜関内」の開発にも携わっており、本プロジェクトとの連携によって、より魅力的な都市空間の創出に貢献します。

→三井不動産株式会社/京浜急行電鉄株式会社/株式会社ディー・エヌ・エー/東急株式会社 横浜市初の大型Park-PFI事業JR「関内」駅前「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」基本協定書締結
→横浜市 大通り公園1区~3区リニューアル事業の公募(Park-PFI)

横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業の概要
  1. 事業概要
    JR「関内」駅前の「横浜市大通り公園」1区~3区(総面積約14,930㎡)をリニューアルする事業。
    横浜市初の大型Park-PFI事業として、官民連携で整備。2027年春の開園を予定。
  2. 事業者
    代表企業:三井不動産株式会社
    構成企業:京浜急行電鉄株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、東急株式会社
    4社は近隣の「BASEGATE横浜関内」の事業者でもあり、連携を強化。
  3. リニューアルコンセプト「LIVE × PARK」
    1区:「LIVE GREEN(憩い)」…緑に親しめる空間(ウェルカムガーデン、芝生広場)
    2区:「LIVE FESTA(賑わい)」…イベント広場の整備
    3区:「LIVE INTERACTION(交流)」…多世代が交流できる場(プレイグラウンド、会員制農園)
  4. 主な整備内容
    飲食店舗・休憩所の設置
    デッキテラスの整備で花や緑を楽しめる滞在空間の創出
    公園のシンボルであるメタセコイア並木の保存、新植栽による緑の強化
  5. スケジュール
    2024年10月 事業予定者決定
    2025年2月 基本協定書締結
    2026年1月 工事開始予定
    2027年春 竣工・開園予定
  6. SDGsへの貢献
    環境保全(グリーンインフラ機能の向上)
    住み続けられるまちづくり(多様な人々の交流促進)
    賑わい創出による地域経済活性化
  7. 周辺エリアとの連携
    「BASEGATE横浜関内」との連携によるイベント・情報発信
    「関内駅周辺地区エリアコンセプトプラン」に基づく街づくりの一環

出典:三井不動産株式会社

大通り公園はJR「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅直結の街路型公園で、全長1.2kmに及ぶ緑豊かな空間です。本プロジェクトでは、「LIVE(活き活きと暮らす)×PARK」をコンセプトに掲げ、市民が憩い、賑わい、交流できる場を創出します。

1区は「LIVE GREEN(憩い)」をテーマに、緑豊かなウェルカムガーデンを整備し、心安らぐ空間を提供します。2区は「LIVE FESTA(賑わい)」として、イベント広場を設置し、多様な催しを開催できる場を創出します。3区では「LIVE INTERACTION(交流)」をテーマに、子どもたちが遊べるプレイグラウンドや会員制農園を設け、多世代の交流を促進します。さらに、園内には飲食店舗や休憩所が配置され、訪れる人々が花や緑を楽しみながら滞在できる空間を形成します。

出典:三井不動産株式会社
出典:横浜市

リニューアル計画では、1区にウェルカムガーデンと芝生広場、2区にイベント広場とルーフトップテラス、3区にプレイグラウンドと会員制農園を設置する予定です。各区には飲食店舗や休憩所を配置し、公園利用者の利便性を向上させます。また、公園のシンボルであるメタセコイア並木を保存し、緑の軸線を強化することで、生育環境を改善し、グリーンインフラ機能を向上させます。周辺エリアと連携した賑わい創出にも重点を置き、公園とまちが一体となる空間づくりを推進します。

出典:三井不動産株式会社

本プロジェクトでは、関内駅周辺地区のまちづくり方針を踏まえ、多様な人々が訪れ、滞在できる公園を目指します。公園内には飲食施設やイベントスペースが設置され、日常的な利用だけでなく、季節ごとの催しや地域イベントの開催も想定されています。また、公園内外の視認性を高めるために、道路側にも開かれたデザインを採用し、周辺施設と公園がシームレスに繋がる空間づくりを進めます。これにより、都市部における新たな憩いの場として、より多くの人に親しまれる公園を実現します。

出典:三井不動産株式会社

2区では、イベント広場を中心に据え、賑わいを生み出す空間を形成します。広場では音楽ライブやマルシェ、スポーツイベントなど、多様なアクティビティが開催可能となる計画です。さらに、ルーフトップテラスを設置し、公園を訪れる人々がリラックスしながら景観を楽しめる場を提供します。デッキテラスや飲食施設も設けられ、訪れた人々が長時間滞在できる環境を整備します。イベント時だけでなく、日常的に賑わいが生まれるよう、魅力的な施設と運営を計画しています。

現在の大通り公園は、関内・関外地区において貴重な緑地として機能していますが、より多様な利用が求められています。本リニューアルプロジェクトを通じて、公園の特性を生かしながら、新たな賑わいと憩いの場を提供することを目指しています。これにより、地域の活性化と都市の魅力向上が期待され、市民にとってより身近で快適な空間へと生まれ変わります。

最終更新日:2025年2月28日

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