2025年度、JR東日本が展開する新たな都市型商業施設「ニュウマン高輪(NEWoMan高輪)」が、ついに高輪ゲートウェイ駅前に誕生します。ニュウマンとしては新宿、横浜、横浜駅西口に続く4施設目であり、開業時には約180店舗が出店する予定です。
このプロジェクトは、山手線・京浜東北線に新設された「高輪ゲートウェイ駅」を核とした再開発計画「高輪ゲートウェイシティ」の中核を成すもので、交通・商業・文化が融合した次世代型複合都市空間の実現を目指しています。
ニュウマンは「自分らしくを生きる、新しい時代を生きる人々へ」をコンセプトに、洗練されたセレクトショップや高感度なレストラン、アートとテクノロジーが融合する空間を提供してきました。高輪ではこの理念をさらに発展させ、多様な人々が交差する国際都市・東京の玄関口としての役割を担います。
開業に先立ち、JR東日本は2025年春以降に高輪ゲートウェイ駅周辺で街びらきを行い、ホテルやオフィス、文化施設などの段階的な整備も進める予定です。
→株式会社ルミネ ルミネ史上最大規模「ニュウマン高輪」9月12日(金)に約180店舗がオープン!ショップリスト発表
→ニュウマン高輪 公式サイト
ニュウマン高輪(NEWoMan高輪)の概要
1. ニュウマン史上最大規模の商業施設が高輪に誕生
2025年9月12日、ルミネが手がける新たな商業施設「ニュウマン高輪」が開業。地上約150mの高層階から広がる空間や都内最大級の規模を誇る複合施設として、延床面積約8000㎡の「LUFTBAUM」や、1フロア丸ごと編集された「こもれびら」など、既存の商業施設の概念を超えた体験価値を提供。
2. 体験型空間「LUFTBAUM」:都心の“別荘”を目指す新感覚ゾーン
North28・29階に位置する「LUFTBAUM」は、植物、音、食が融合する体験型空間。クラフトマンたちとの共創による刹那的かつ唯一無二の環境で、日常を忘れさせる上質なひとときを提供。レインボーブリッジの眺望とともに楽しむ「ウルフギャング・ステーキハウス」や新業態の割烹「BUTAI」などが出店。
3. 親子で過ごせる「こもれびら」:地域に愛される知的遊び空間
South5Fに誕生する「こもれびら」は、約4000㎡を誇る1フロア一体の共創型ゾーン。「文喫」と共同で書籍を軸に構成され、大人も子どもも心地よく過ごせる場所として、日常に寄り添う知的好奇心とアソビ心あふれる空間を創出。
4. 国内外のリーディングブランドによる新業態・大規模店舗
世界的ブランド「LA MAISON DU CHOCOLAT」は、贅沢なサロンを併設した世界最大規模の新業態ストアを開設。さらに地元高輪で創業82年の「八芳園」は、パティスリーやカフェを新展開。高輪の特性を活かし、グローバルとローカルが融合する唯一無二の店舗展開を実現。
5. 多彩な飲食店・レストランが高輪の日常を豊かに彩る
日本初上陸やルミネ初出店のブランドが集結。ハワイ発の「リゴ スパニッシュイタリアン」や、鋳物ホーロー鍋ブランド「バーミキュラ」の体験型複合施設など、五感を刺激する食の体験を展開。個性豊かな4ブランドが集う“HUGE”のオールデイダイニングも登場し、多様なライフスタイルに応える。
6. サステナブルな都市生活を提案するライフスタイルゾーン
South2Fには、サステナブルなファッションを追求する「CFCL」が都内最大級の店舗を展開し、衣服の回収・修復・再販サービスを開始。North2Fには「PORTER CLASSIC CINEMA」がオープンし、世界基準のクラフトマンシップを体現。施設全体を通して、持続可能な未来へのアプローチが鮮明に打ち出されている。
7. 心身を整える“都市のリトリート”空間も充実
North5F(2025年冬開業予定)には、男女別9種類のサウナやアロマラボ、レストラン、ワーキングスペースなどが融合した「高輪SAUNAS」が登場。身体と心を整える“都市のリトリート空間”として、癒しと再生の時間を提供。

「LUFTBAUM(ルフトバウム)」は、ニュウマン高輪North棟の28〜29階に展開する注目エリアです。地上約150mに広がる延床面積約8000㎡のこの空間は、クラフトマンたちとの共創により植物、音、食のすべてが融合した唯一無二の滞在空間として誕生しました。
眺望の素晴らしさに加え、フロア全体に配された植栽と音響設備、そして洗練された飲食店が織りなす体験は、まさに「都心の中の別荘」。ビジネスミーティングや記念日、家族とのひとときなど、日常から少し離れた上質な時間を演出します。
同エリアには、世界中にファンを持つ「ウルフギャング・ステーキハウス」や、新感覚の割烹体験ができる「割烹BUTAI」などが出店。五感すべてを刺激するこの場は、都市に住まう人々の新たな癒しの場となるでしょう。


South棟5階に位置する「こもれびら」は、延床面積約4000㎡を活用した“親子のための共創型複合空間”です。ここでは、大人も子どもも、それぞれのペースで過ごすことができ、世代を超えた新しい交流のかたちが提案されます。
本空間の構築にあたり、書籍を中心に知的体験を提供する「文喫」を展開する株式会社ひらくと連携し、空間全体を編集。書籍とアート、遊びと学びが自然に交差する“ひとつの街”のような場所を目指しました。
子育て中の親にとっても嬉しい、安心で快適な設備が整っており、地域の人々が日常的に立ち寄りたくなる「第三の居場所」として機能します。

ニュウマン高輪には、世界中から注目されるリーディングブランドが多数集結。South 2Fに登場する「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は、贅沢なサロンを備えた世界最大規模のコンセプトストアとして注目を集めています。
このほかにも、「ウルフギャング・ステーキハウス」は世界初の高層階出店、南フランスのエスプリ漂うショコラの世界や、記念日利用にも最適なステーキ体験が、まさにグローバルなおもてなしを実現。
また、日本の伝統を担う「八芳園」は、新業態として「八芳園洋菓子店」を出店。伝統と革新が融合するこの店舗では、和と洋を絶妙に掛け合わせたスイーツが提供され、手土産からお祝いまで幅広いニーズに応えます。

「高輪SAUNAS」(North 5F・2025年冬開業予定)をはじめ、「明治屋」や「八芳園洋菓子店」など、高輪という土地に根ざした店舗や事業者の取り組みも特徴的です。
高輪SAUNASでは、男女各9種のサウナに加え、アロマ抽出ラボ、プラントベースレストラン、ワーキングスペース、ナップスペースなどを融合。日常の中で深いリトリート体験が可能となる唯一無二の施設として話題を呼びそうです。
明治屋の新店舗は、明治屋ストアー史上最大規模のデリカコーナーや、3m超の特注ワインセラーを備え、地域の日常を上質に彩ります。

「Rigo SPANISH ITALIAN」は、ハワイ・オアフ島の人気レストランが日本初上陸。スペインとイタリア、2つの国のエッセンスをハワイの自由な感性で融合させた料理を開放的な空間で楽しめます。
また、蕎麦を中心に据えた「蕎麦豊田」、本格焼肉を提供する「焼肉たかなわ」、バーミキュラ製品を体験できる複合店舗「VERMICULAR FLAGSHIP SHOP」など、多彩な食の新業態がラインナップ。
South4Fの屋内外一体の大空間には、「HUGE」による4つの個性豊かなレストランブランドも集結し、「その街の、鼓動が集まるレストラン。」として都市型食体験を提案します。

ニュウマン高輪では、「社会とつながる商業施設」というビジョンのもと、サステナビリティへの取り組みも本格的に展開されています。
たとえば、「ZEROCO」によるサステナブルマーケット「CORNER ZERO」では、サプライチェーン全体を見直した食品販売やカフェ運営を実施。また、地方と都市を結ぶ「800°DEGREES TAKANAWA」は、産地と都市との相互送客を目指し、農産地と消費地の新しい関係構築を目指します。
さらに、「CFCL」や「PORTER CLASSIC CINEMA」など、衣食住にわたって持続可能性を重視するブランドが多く出店しており、日々の消費行動のなかで自然と社会的意義に触れられる構造となっています。


ニュウマン高輪では、従来の「フロアごとのテナント配置」ではなく、ルミネ自身がコンセプトに基づいて空間全体を編集する“街ごと編集型”のアプローチを採用。特に「こもれびら」や「LUFTBAUM」においては、空間デザインとMD(マーチャンダイジング)を統合した、まったく新しい都市型商業空間のあり方が提示されています。
この発想の背景には、「商業施設=買い物の場」という既成概念から脱却し、「新しい日常の選択肢を提案する場」として再定義する意思があります。ルミネの都市観と編集力が凝縮された“体験型施設”が、都市生活の未来に一石を投じることは間違いありません。

ニュウマン高輪が掲げるのは、「100年先のまだ見ぬ生活価値の創造」。単なる流行や話題にとどまらず、人と人との関係、地域社会とのつながり、世界への発信力を意識した“持続可能な都市モデル”の創出です。
共創パートナーとして選ばれたブランドは、いずれもその分野で挑戦的かつ高い理念を持ち、独自の体験価値を追求してきた実力派ばかり。彼らとともに、日常の中に「驚き」や「学び」、「癒し」といった豊かな感情を持ち込む空間づくりを実現します。
高輪という街の文化・歴史を受け継ぎながら、世界と交わり、新しい都市の日常を描き出す。それが、ニュウマン高輪の真の挑戦であり、都市生活の次なるステージの幕開けなのです。

「ニュウマン高輪」は、段階的に開業を進める大規模プロジェクトとして注目を集めています。2025年3月27日には、「ブルーボトルコーヒー」や「ニコライ バーグマン」などを擁する一部エリアが先行開業し、施設全体の始動に向けた第一歩を踏み出しました。
続く2025年9月12日には、South(サウス)およびNorth(ノース)エリアが本格的に開業します。この2つのエリアの延床面積はおよそ44,000㎡におよび、約170店舗が出店。ショッピング、飲食、文化体験など多様な都市型ライフスタイルを提供する拠点として、施設の中核を担います。
さらに、South・Northエリアに加えて、Northの高層階には「LUFTBAUM(ルフトバウム)」が同日開業します。延床面積は約8,000㎡、店舗数は約10店舗で、五感を刺激する体験型複合空間として位置づけられています。
そして、2026年春には、第三弾として「MIMURE(ミムレ)」の開業も予定されています。こちらも延床面積約8,000㎡、約20店舗で構成され、さらなる都市のにぎわいと多様な生活体験を提供する施設として期待が寄せられています。
関連記事→TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)
最終更新日:2025年5月21日