都市開発ニュース
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名古屋鉄道2025年度設備投資計画において「名鉄瀬戸線喜多山駅付近高架化事業」の高架切替えを2025年実施予定であることを公表!!2025年5月時点建設状況!!

名古屋鉄道は、瀬戸線の喜多山駅付近を高架化する立体交差事業を進めており、これは名鉄グループの安全対策推進と名古屋市の都市計画事業の一環として行われています。この事業は、名古屋鉄道の瀬戸線において、約1.9キロメートルの区間で高架化を行い、9箇所(名鉄資料:8箇所)の踏切を除却することが目的です。

さらに、一般国道302号や都市計画道路守山本通線といった交差道路の整備を行うことで、交通の円滑化と踏切事故の解消を図ります。地域住民にとっても、鉄道によって分断されていた地域が解消されることが期待されています。事業は、名古屋市の守山区小幡南二丁目から大森二丁目の約1.9キロメートルにわたって行われ、2025年度 名古屋鉄道 設備投資計画において、2025年度の高架切替え予定であることが公表されました。

→名古屋鉄道株式会社 2025年度 名古屋鉄道 設備投資計画

一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業(喜多山駅付近高架化)の概要

1. 事業の目的と概要
名鉄瀬戸線の小幡駅〜大森・金城学院前駅間(約1.9km)を高架化し、9箇所の踏切を除却するとともに、国道302号や守山本通線など12箇所の交差道路、4本の側道を整備。これにより、踏切渋滞や事故の解消、地域の分断解消、道路交通の円滑化を図る。

2. 事業の経緯と進捗
本事業は平成11年度に着手し、平成30年に高架橋工事に着手。令和4年には上り線の高架運行を開始。2025年度中に下り線の高架切替を予定しており、令和8年度に事業完了見込み。

3. 2025年度の高架切替予定
名古屋鉄道の2025年度設備投資計画では、喜多山駅付近(瀬戸線下り線)の高架切替が正式に年度内実施予定と発表された。小幡駅〜大森・金城学院前駅間の整備対象で、8箇所の踏切除却が含まれる。

4. 工事の詳細内容
高架橋本体工事は完了に近づいており、今後は高架橋上での軌道、電路、信号、駅建築工事が中心。駅部では待合室や手すりなど利用設備の整備が進められている。

5. 安全対策と夜間工事
営業列車と並行した作業となるため、終電後の夜間工事も増加。地域住民への影響を最小限に抑えるよう、安全確保を徹底しながら施工される。

6. 高さ制限の変更
2024年9月中旬から約2か月間、喜多山3号(ロ)踏切にて桁架設工事に伴い高さ制限を2.1mに変更。その後は2.3mに緩和。

7. 事業全体における位置づけ
この事業は名古屋鉄道が推進する「安全・安定輸送確保」と「地域活性化」の柱のひとつであり、名鉄グループ全体で進める設備投資(2025年度計1,782億円)の中でも重点施策として位置付けられている。


現地にて撮影

名古屋鉄道は、2025年度設備投資計画において安全かつ安定した鉄道輸送を実現するための取り組みを進めています。特に注目されるのは、喜多山駅付近の高架化工事であり、このプロジェクトは瀬戸線の小幡駅から大森・金城学院前駅にかけての区間における高架化を目指しています。この高架化により、鉄道と交差する一般国道302号や都市計画道路守山本通線との立体交差が実現し、踏切事故のリスクを大幅に低減することが期待されています。さらに、地域交通の円滑化と鉄道沿線地域の活性化が図られることから、地域住民の生活の質向上にも寄与します。

出典:名古屋市
出典:名古屋市

喜多山駅付近の高架化工事は、現在も着実に進行しており、2025年度中に下り線の高架切替えが予定されています。この高架化は、名鉄瀬戸線の鉄道施設全体にとっても重要な進展であり、下り線が高架化されることで、地上の踏切が除却され、交通渋滞や踏切事故を減少させることができます。さらに、地域の安全性向上にも寄与するため、この工事は地域住民からの期待も高まっています。工事は、電力供給や信号設備の整備、駅構内の改善など、鉄道設備全体の向上を目的としています。これにより、快適で安全な鉄道サービスが提供されることが見込まれています。

この高架化事業は、名鉄瀬戸線の高架線建設に加え、周辺の道路整備も重要な要素となっています。特に、守山区小幡南二丁目から大森二丁目までの約1.9キロメートルの区間で新たに側道を整備し、一般国道302号や都市計画道路守山本通線と交差する12箇所の道路を立体交差させる計画です。これにより、鉄道と道路交通の混雑を緩和し、地域住民の移動の利便性向上が図られます。これまで交通渋滞の原因となっていた踏切を解消することで、鉄道沿線地域の交通環境が大きく改善されるとともに、周辺の道路のスムーズな通行が可能になります。

高架化工事は、鉄道の安全性向上と快適な運行だけでなく、地域活性化にも大きく寄与します。名古屋鉄道は、この高架化事業を通じて、地域住民との協力を進めており、沿線の開発計画や地域施設の整備も計画されています。地域住民からの要望に応じて、高架下に防災倉庫や集会所、駐輪場などの地域施設を設置し、住民生活の向上を目指しています。また、喜多山駅の南側の検車区跡地(現工事ヤード)の利用構想の検討も進められており、今後の開発計画の公表が期待されています。

鉄道沿線の再開発計画が進行する中で、通勤圏の新たな商業施設や都市型住宅の開発も進められ、地域経済の活性化が期待されています。このように、高架化事業は単なる鉄道の改善にとどまらず、地域全体の発展に貢献する重要なプロジェクトとなっています。

喜多山駅は、愛知県名古屋市守山区に位置する名鉄瀬戸線の駅で、駅番号はST11です。1927年に開設され、初めて設置された駅舎は木造平屋建てでした。1964年に鉄筋コンクリートの駅ビルが完成し、駅舎は移転しました。この新しい駅ビルには、名鉄ショッピングなどが入居した複合施設でしたが、高架化事業に伴い、現在は解体され、仮設の駅舎が建設されています。

駅は2面3線を有し、栄町方面と尾張瀬戸方面を結ぶ列車が発着します。特に3番線は、喜多山始発の列車専用だったことが特徴です。以前の駅構造には構内踏切があり、駅舎とホームがつながっていましたが、高架化工事に伴い、駅の構造が大きく変更されました。2008年から始まった高架化工事により、駅は段階的に高架化され、2022年には上り線が高架に切り替わりました。これにより、瀬戸線で初めて上り待避線が設置され、ホームも改善されました。仮設の駅舎はそのまま残り、上りホームには新たにエレベーターも設置されました。2025年撮影時には、ホーム高架下の空間に新たな駅改札となる空間の整備が進められており、新改札は、高架切替後に供用が開始されるものと思われます。

出典:名古屋市

喜多山駅は、周囲の地域に便利な交通拠点として利用されており、バス路線も多く、名古屋市交通局のバスが運行しています。駅の近くには名古屋銀行や学校などの施設もあり、地域の重要な交通の要所となっています。

過去の関連記事→2022年5月26日投稿 遂に喜多山駅・上り線が高架化された“名鉄瀬戸線喜多山付近高架化事業”2022年4月建設状況、現地の様子

最終更新日:2025年5月22日

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