イングランドの名門サッカークラブ、チェルシー・フットボール・クラブは、ドバイ・マリタイム・シティにおいて、世界初となる“サッカーブランド付き超高層レジデンス”「チェルシー・レジデンス」を発表しました。
このプロジェクトは中東の高級不動産開発大手であるDAMACプロパティーズとの共同開発であり、屋上にサッカー場を備えた複数棟構成の超高層タワーレジデンスから成り、約1,400戸の住宅が提供されます。チェルシーFCの世界的ブランド力と、ドバイの成長著しい不動産市場が融合した注目の大規模開発であり、スポーツ、ラグジュアリー、ウェルネス、エンターテインメントが一体となった唯一無二の都市型ライフスタイルが体現される場として注目を集めています。
チェルシー・レジデンスの概要
1. 世界初のサッカーブランド付き住宅開発
チェルシーFCが自らのブランドを冠した住宅プロジェクト「チェルシー・レジデンス」をドバイにて展開。スポーツクラブと不動産の融合は世界初の試みで、ブランドの世界観を生活空間に反映。
2. ドバイの高層タワー群に約1,400戸を供給
ドバイ・マリタイム・シティに建設される130m級の高層タワーには、約1,400戸の住宅を整備。クラブの象徴カラーであるブルーを基調とし、チェルシーのスピリットをデザインに反映。
3. 屋上サッカー場など革新的スポーツ施設
タワー屋上にはサッカー場「スタンフォード・サミット」を設置。さらに、VR体験室やトレーニング施設など、プロ仕様のスポーツ体験を住民に提供。
4. 最先端のウェルネス設備と癒しの空間
冷却療法、塩療法、ビタミンミストシャワーなどを備えたウェルネスセンターを併設。身体の回復と精神の安定を促進し、健康的なライフスタイルを支援。
5. ラグジュアリーな住宅仕様と海の眺望
天井高3.4mの広々とした住戸は、全室オーシャンビュー。家具付きで高性能設備を完備し、ファミリー層から単身層まで幅広いニーズに対応。
6. 急成長するドバイ・マリタイム・シティに立地
交通至便で再開発が進む海浜エリアに立地。周辺には観光・ビジネスの主要拠点が集中し、高い資産価値の上昇が期待される。
7. チェルシーFCとDAMACによる長期戦略の始動
本プロジェクトは、クラブと不動産大手DAMACの戦略的パートナーシップの第一弾。今後のグローバル展開も視野に入れたブランド住宅事業のモデルケース。

チェルシー・レジデンスは、チェルシーFCが世界で初めて直接関与する住宅開発プロジェクトです。サッカークラブが主体となってブランドを掲げる住宅は前例がなく、サッカーの世界観とライフスタイルを融合させた全く新しい試みです。130メートル級の超高層タワー群には、クラブのシンボルカラーであるブルーが各所に施され、クラブのロゴ、装飾、サービスに至るまで、チェルシーFCのスピリットが随所に感じられる設計となっています。エントランスには、クラブの象徴「青いライオン」の像も設置予定です。

最大の目玉は、タワーの屋上に設置される「スタンフォード・サミット」と呼ばれるサッカー場です。ドバイの空と海を背景に試合やトレーニングを楽しめるこのフィールドは、まさにラグジュアリーとスポーツの融合です。また、チェルシー・アスリート・パフォーマンスセンターではプロ仕様のトレーニング設備を提供し、VRによるフットボール・シミュレーションルームでは、スタンフォード・ブリッジの興奮を仮想体験できる仕組みも導入。さらに、屋外ジム、ジョギングトラック、空中ヨガ施設など、アクティブ志向の住民を想定した先端設備が整っています。


「チェルシー・レジデンス」は、スポーツだけでなく、心身のリフレッシュと癒しにも注力しています。スターライト・ウェルネスセンターでは、森林リラクゼーションポッド、クリオセラピー(冷却療法)、雨音療法、塩療法、ビタミンミストシャワーなど、先進のウェルネス体験が可能です。また、カップル用トリートメントや瞑想ルームも完備。日々のストレスからの解放を提供し、居住者のライフスタイル全体の質を高めることが意図されています。チェルシーの理念「勝利への準備は日常から」を象徴する設計と言えるでしょう。


住宅は1〜3ベッドルームまで用意され、各ユニットは海の景色を一望できる設計となっています。天井高は最大3.4メートル、床から天井までの窓が設けられており、自然光が差し込む開放感のある空間が広がります。高性能の空調設備や浄水システムを備え、家具付きのキッチンやクローゼットも完備。平均専有面積は75㎡〜198㎡とゆとりある広さで、ファミリーから単身層まで幅広い層に対応しています。洗練された内装デザインは、クラブの美学とドバイのモダンラグジュアリーが調和したものとなっています。

チェルシー・レジデンスが建設されるドバイ・マリタイム・シティは、ポート・ラシッドとドライドックスの間に位置する新興の高級シーサイドエリアです。政府主導の再開発が進むエリアであり、海洋産業と観光、都市居住が融合する「未来型海上都市」として注目を集めています。交通の利便性も高く、ダウンタウン・ドバイへは車で約4分、ジュメイラ・ビーチ・レジデンスへは約7分、ドバイ国際空港へは約3分という好アクセス。今後の資産価値の上昇も期待される、戦略的な立地となっています。


このプロジェクトは、チェルシーFCとDAMACプロパティーズの長期パートナーシップの象徴でもあります。チェルシーの商業部門責任者トッド・クライン氏は「チェルシーの精神と品格を不動産の世界で体現する新たな章」と述べており、今後は他都市での展開も視野に入れているとされています。また、DAMAC社の代表アミラ・サジュワーニ氏も「高級住宅の新たな基準を打ち立てるもの」として本プロジェクトを位置づけており、単なる居住空間ではなくブランド体験の場として差別化を図っています。


「チェルシー・レジデンス」は、ドバイの高級不動産市場においても非常に競争力のある価格設定と収益性を備えており、特に若年層の富裕層やグローバルな投資家層からの注目を集めています。限られた供給数と高い需要、インフラが整備された立地、政府による地域活性化政策など、投資環境としても極めて良好です。サッカーブランドと都市開発が交差する新たな資産クラスとしての注目度も高まっています。
最終更新日:2025年5月21日